- 中古
- 店舗受取可
- 書籍
- 新書
甦るフロイト思想 講談社現代新書855
定価 ¥528
330円 定価より198円(37%)おトク
獲得ポイント3P
残り1点 ご注文はお早めに
発送時期 1~5日以内に発送
店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
10/4(金)~10/9(水)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 1987/05/20 |
JAN | 9784061488557 |
店舗受取サービス
対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる
店舗到着予定
10/4(金)~10/9(水)
- 書籍
- 新書
甦るフロイト思想
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
甦るフロイト思想
¥330
残り1点
ご注文はお早めに
商品レビュー
3
3件のお客様レビュー
確かに、英語で This is a pen. も日本語にすれば「これはペンだ。」「これはペンです。」「ペンだよ。」なんどいろいろ言い方あるよね。 これが「相手を慮る」という日本の特性なのか。 むず過ぎワロタ。(死語)
Posted by
漱石の『道草』などを題材にとりあげ、フロイトに始まる精神分析のなかで作られてきた、意識と無意識、欲望と衝動、想像界と象徴界といった対立概念を自由に変奏していくことで、その基本的な発想をわかりやすく示している本です。 また、森田正馬や森有正の議論を参照して、日本社会で自分と相手と...
漱石の『道草』などを題材にとりあげ、フロイトに始まる精神分析のなかで作られてきた、意識と無意識、欲望と衝動、想像界と象徴界といった対立概念を自由に変奏していくことで、その基本的な発想をわかりやすく示している本です。 また、森田正馬や森有正の議論を参照して、日本社会で自分と相手とのあいだに成り立つ「二項関係」についても考察をおこない、第三項を起点にして言語的ないし社会的秩序の形成を論じる精神分析の基本的な枠組みからの偏差を論じている議論も、興味深く読みました。
Posted by
著者は弘文堂3巻本『エクリ』の訳者のひとり。筋金入りのラカン派である。 あなたの前にいるわたしとは、あなたにとってのあなたである。 二人の関係を規定するのは心理よりも言語構造である。 ここから、ややこしいテーゼが導き出される。 人間の欲望は〈他者〉の欲望である。 無意識とは〈他者...
著者は弘文堂3巻本『エクリ』の訳者のひとり。筋金入りのラカン派である。 あなたの前にいるわたしとは、あなたにとってのあなたである。 二人の関係を規定するのは心理よりも言語構造である。 ここから、ややこしいテーゼが導き出される。 人間の欲望は〈他者〉の欲望である。 無意識とは〈他者〉からの話である。 人間は自分の発したメッセージをさかさまの形で〈他者〉から受け取る。 ある有名な精神科医がラカンなんてのは一部の文学趣味者のもので、治療には何の役にもたたぬ、とおっしゃっていたが、いかがなものか。 日本という土壌で精神分析にどう取り組むかという本質的議論にさいして、森田療法との比較検討は面白いもので、次はそっちをかじってみよう。
Posted by