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深川通り魔殺人事件 文春文庫
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深川通り魔殺人事件 文春文庫

佐木隆三【著】

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深川通り魔殺人事件 文春文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋/
発売年月日 1987/10/10
JAN 9784167215095

深川通り魔殺人事件

¥275

商品レビュー

2.5

2件のお客様レビュー

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2015/03/09

佐木隆三の真骨頂の長編ドキュメンタリー。昭和55年に起きた、覚せい剤常習者による通り魔殺人について。 以前にもっと古い本を読んで「今とは違うのかもしれない」と書いたが、どうもそれは違って、佐木氏はそういう「普通の生活からあぶれた人の事件」が好きらしい。まともに働いてまじめに暮ら...

佐木隆三の真骨頂の長編ドキュメンタリー。昭和55年に起きた、覚せい剤常習者による通り魔殺人について。 以前にもっと古い本を読んで「今とは違うのかもしれない」と書いたが、どうもそれは違って、佐木氏はそういう「普通の生活からあぶれた人の事件」が好きらしい。まともに働いてまじめに暮らす人の起こす不可解な犯罪心理ではなく、明らかにやくざ者であったり、わかりやすく落ちこぼれた人が世間への恨みを爆発させるという事件に情熱を持って関わるらしい。この本もそう。一つ変わったことが有るとすると、「電波の人」の語源となったものが、世間に出てきた例であるということ。 そういうある種単純な犯人の話なので、頭から1割強のところで事件の真相は明らかになり、あとは裁判や尋問の記録で繰り返しになる。少なくとも文を読む限りでは、犯人の心理に裏があるようなこともなく、事件当時の記憶や記録も明晰であるので、新しい何かが出てくることはない。 ただし、先述した「電波」の部分は興味深い。結局それを持って心神喪失状態とされたわけだが、文字通りの「確信犯である電波の人」の裁判がいかに難しいかという事例でも有る。むしろ、ピアノ殺人などの過去の事例は軽く触れるのではなく、そこをもっと掘り下げて欲しかった。 他の本でも書いたが、全般に「貧困でちゃんと教育を受けないとろくでもない人間になる」というシンプルな内容なので、ある意味悪趣味であるなあという感想しか持てず。

Posted by ブクログ

2014/06/16

川俣軍司、その名は頭に焼き付いている。いかにも犯罪者っぽい名前だし、逮捕直後のブリーフいっちょで確保された姿をTVや新聞で見て、随分みっともないなって印象が残っている。その記憶があまりに強いから、残忍な事件だったのは確かでも、どんな状況で何人が犠牲になったのかを忘れていた。

Posted by ブクログ

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