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紐育、宜候 SF 太平洋戦争 角川文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書店/ |
発売年月日 | 1987/07/01 |
JAN | 9784041395165 |
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紐育、宜候
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「もしも、太平洋戦争で日本とドイツが勝利したら?」という、P・K・ディックの「高い城の男」の前段階のようなストーリー。 視点は主に3人である。それ以上は必要ない。そこがわかると、グイグイとストーリーに引き込まれていく。 そこまでに、大量の兵器の性能の話などが挟まれる上、光瀬龍...
「もしも、太平洋戦争で日本とドイツが勝利したら?」という、P・K・ディックの「高い城の男」の前段階のようなストーリー。 視点は主に3人である。それ以上は必要ない。そこがわかると、グイグイとストーリーに引き込まれていく。 そこまでに、大量の兵器の性能の話などが挟まれる上、光瀬龍らしく、というかハードSF作家らしく、マクロ視点の世界の情勢俯瞰が入ってくるので、若干とっつきは悪いかと思われる。 読み進めるうちに、ドイツと日本が戦争に勝利した現実と、それはおかしいのではないかと疑問を抱く読者と3人の登場人物の視点が一体化していくあたりは、この作品に没頭していくポイントとなるだろう。 最後の並行世界の辻褄は、分からぬでもないけど、無理に広げすぎたかなあとも感じる。
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