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迷宮としての消費社会
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迷宮としての消費社会

犬田充【著】

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迷宮としての消費社会

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央経済社
発売年月日 1987/10/05
JAN 9784481613416

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2021/07/27

1987年出版。そろそろ世の中はバブル化していく頃で、”豊か=贅沢”になっていく世の中をどのように解釈すればいいのか試行錯誤している状況が読めるが、著者の年齢では(50代半ば)残念ながら判断基準が質素倹約の昭和の価値観で、贅沢に対する拒否反応がある。しかしながら時代はその後バブル...

1987年出版。そろそろ世の中はバブル化していく頃で、”豊か=贅沢”になっていく世の中をどのように解釈すればいいのか試行錯誤している状況が読めるが、著者の年齢では(50代半ば)残念ながら判断基準が質素倹約の昭和の価値観で、贅沢に対する拒否反応がある。しかしながら時代はその後バブル景気にわいて、日本人は物欲の塊となるのだが、それもそれまでに叶わなかった欲望が実現できるようになったのだから自然の事であった。つまりそれぐらい日本人は貧しくて我慢して暮らしていたのだ。その心情を読み解かないがぎり、単に贅沢に対する批判となり有効性はない。 急激に変化する社会に対し、どのように判断すればいいか迷っていた昭和初期生まれの人々の記録としてなら読む価値はある。

Posted by ブクログ

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