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カニバリズム論 福武文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 福武書店/ |
発売年月日 | 1987/07/15 |
JAN | 9784828830551 |
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カニバリズム論
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借りたもの。 洋の東西における食人嗜好の違いを比較しながら、禁忌であり、飢餓、宗教的倒錯とエロティシズム、そして究極の美食である事を指摘。 西洋と東洋における血の概念(西洋は切りつけた時の流出・噴出するイメージ、中国は解剖学に基づいた体内を循環するもので、粘質である)の違い等を例...
借りたもの。 洋の東西における食人嗜好の違いを比較しながら、禁忌であり、飢餓、宗教的倒錯とエロティシズム、そして究極の美食である事を指摘。 西洋と東洋における血の概念(西洋は切りつけた時の流出・噴出するイメージ、中国は解剖学に基づいた体内を循環するもので、粘質である)の違い等を例に挙げ、中国における人肉は「肉」すなわち「モノ」と見なす現実的な視点であるという。 故に中国では人肉嗜食が食文化に成り得たと。 “食べなければ死、食べれば悪という絶体絶命の深淵に置かれた人肉は、なんと精神的な存在物であることか。(p.76)” それは食文化から迷宮としての人体への言及に至り、狂気や倒錯、退廃的な世界を、主に中国の文学から垣間見る。 この文学エッセイは世界、特に中国の残酷物語についてではない。 その根底には、世間の「良識」を疑えというメッセージが込められている。
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