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グリム兄弟とアンデルセン 東書選書107
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グリム兄弟とアンデルセン 東書選書107

高橋健二【著】

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グリム兄弟とアンデルセン 東書選書107

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京書籍/
発売年月日 1987/07/01
JAN 9784487722075

グリム兄弟とアンデルセン

¥330

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2014/07/10

読書録「グリム兄弟とアンデルセン」4 著者 高橋健二 出版 東京書籍 P171より引用 “太陽が豊かで人間が外に向かって開放され ている南国より、太陽が乏しく、人間が内向 的になる北国で、人間は、心の世界に遊ぶよ うになる。長い冬の間、瞑想的に空想的に自 分の世界を描き出して...

読書録「グリム兄弟とアンデルセン」4 著者 高橋健二 出版 東京書籍 P171より引用 “太陽が豊かで人間が外に向かって開放され ている南国より、太陽が乏しく、人間が内向 的になる北国で、人間は、心の世界に遊ぶよ うになる。長い冬の間、瞑想的に空想的に自 分の世界を描き出して、内面的に豊かに生き ようとする。そこに、カントやヘーゲルやキ ルケゴールなどの哲学者と、グリムやアンデ ルセンの童話が生まれた。”  文学博士である著者による、グリム兄弟と アンデルセンの業績を記した一冊。  彼らの生い立ちからその業績を支えた周囲 の人物についてまで、肖像画などを添えて記 されています。  上記の引用は、結びの項での一節。 とかく外向的で人との交渉やコミュニケー ションが重要視されていると思われる昨今で すが、内向的であるが故の利点もやはりある ようです。 内向的な人物であっても、その得意な部分を 見つけ、活かせる場所を探すことが出来る世 の中であってほしいものです。  童話でしか知らなかったグリム兄弟ですが、 母国語の辞典の作成に関わる偉大な文学者で あるというのを、初めて知りました。世界に 名が知れ渡る人達というのは、まず故郷に対 して大きく貢献しているのかもしれませんね。 ーーーーー

Posted by ブクログ

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