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音の詩人 ショパン music gallery20
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音の詩人 ショパン music gallery20

田村進【文】, 斎藤忠徳【写真】

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音の詩人 ショパン music gallery20

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 音楽之友社/
発売年月日 1987/07/30
JAN 9784276380202

音の詩人 ショパン

¥220

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2020/01/10

ショパンの伝記。 幼少期から死ぬまでの生涯をコンパクトにまとめていてとても読みやすい。どのように生活を送っていたのかが勉強できてショパンの人間性に迫ることができる。途中途中にいろんな資料が挿入されているのも非常に良い。他のシリーズも今後読んでいきたい。 ショパンは音楽を感情を機...

ショパンの伝記。 幼少期から死ぬまでの生涯をコンパクトにまとめていてとても読みやすい。どのように生活を送っていたのかが勉強できてショパンの人間性に迫ることができる。途中途中にいろんな資料が挿入されているのも非常に良い。他のシリーズも今後読んでいきたい。 ショパンは音楽を感情を機微を表現するための手段として考えており、この一種のコミュニケーションの際のノイズを消去するためにテクニックもかなり重視していた。彼が生前から作曲家としてだけでなく演奏家としての名声も高かったのも頷ける。 彼の出身地であるポーランドの国民にとってショパンの音楽は心の拠り所であった。外国に占領された歴史が長いポーランドにおいて民族主義を鼓舞するものとしてもショパンの音楽は大きな役割を果たしている。ナチス占領下においてショパンの音楽は演奏することさえ禁止され見つかり次第逮捕・処刑であった。そんな中でも人々は地下で彼の音楽を演奏・鑑賞し楽しんでいた、というエピソードからも彼の音楽の持つ力の偉大さが伝わってくる。 さすがは音の詩人、その力を受け取るとともに自分も少しは理解できるようになりたい。

Posted by ブクログ

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