世界の名文句(ビジネスライフ編)

自由国民社編集部【編】

• 販売会社／発売会社: 自由國民社/
• 発売年月日: 1987/06/30
• JAN: 9784426160012

商品レビュー

2012/11/06

世界の偉人たちの名文句を集めた本。
偉人といわれるだけあって、それぞれその人の哲学があるから面白い。

人生について、職業生活について、処世術について、
など色々な角度から偉人の名文句を集めている。
確かに彼らの言い分は深イイ。でも僕もある程度人生を
経験を積んできているので、心に響くものというのはそんなに多くなかった。

でも一番読んでて面白いのは男女の世界についての名文句。
もうこればかりは僕がまだまだ勉強しないといけないところなのか、
面白い名文句が多い。ちょっと引用しますと

「男のひとって、一度女を愛したと成ると、
その女のためならなんだってして下さるものでしょ。
たった一つ、して下さらないもの、それはいつまでも愛し続けるってことよ」
「男は女を愛さない限り、どんな女といても幸せである」
「女は愛されるようにできているので、理解されるようにはできていない」
「女――秘密の無いスフィンクス」（全てイギリスの詩人、ワイルド）
「人生には嫌なことがいっぱいある。中でも一番嫌なものは男同士の晩餐だ」（ディスレー）
「美しい日は夕方ほめるべきで、美しい女は朝早くほめよ」（ドイツの諺）

合計200ページ以上あるのに、その1/5は男女の世界についての名文句。
古よりとかく人間は常に異性のことを考えている。
でもそれが人間であり、動物の中で唯一理性を持って考えることができる生き物だから、
当然異性について考えるのが一番面白いよね。

結局男女があって始めて満たされる。
もちろん女性から好かれるために男はあの手この手で
気を引き付けようとしては失敗して、また立ち上がる。
男に生まれてつらいなぁと思っているうちはまだまだ、
たいしたこと無いよね。