拝啓息子たちへ 父から四人の子へ人生の手紙 カッパ・ホームス

石原慎太郎【著】

• 販売会社／発売会社: 光文社/
• 発売年月日: 1987/10/31
• JAN: 9784334051433

商品レビュー

2022/02/14

「拝啓息子たちへ」石原慎太郎著、光文社、1987.10.31
157p ¥810 C0095 (2022.02.14読了)(2001.10.19購入)(1989.05.25/5刷)
2022年2月1日に、石原慎太郎さんが亡くなったということなので、手元にあるこの本を読んで、追悼することにしました。
四人の男の子のお父さんだったんですね。この本を書いたときは、ご自身が50代で、息子たちは、30歳から大学三年生までという状態でした。
これまでどのように育て、今後どうなってほしいのかを書いたものです。
父親の子供たちとの思い出話は、興味深く読めました。

【目次】
拝啓　父親になる君たちへ
家族の死の結束
父と母の役割
母親への労り
父親の不在
兄弟だけの旅
試練の人生的な意味
敗北の屈辱
一流のスポーツ愛好者
男の肉体の成長と性
Take it easy. It is over already.
君たちの好きな女性
裕次郎の死に想う
裕次郎への慙愧
兄弟喧嘩
進路選択と自我の磨滅
人生の個性的現実に忠実であれ
父親から教えられた礼節
礼儀作法は人生の武器
父権は桶の箍
男のオシャレ
酒は人間の文化の象徴
酒豪だった父と弟の夭折
父親の収穫の家族への分配
父と息子の旅
旅で君らを再発見
家族の運命
人生の共有
子どものひとり旅
自然からの神秘永遠の体得
極限的な親子の連帯感
自然を分かち与える案内人
耐性を培うことが親の責務
恐怖の体得
苦痛を味わうことのない人間の不幸
父親の息子への人生の贈りもの
読書は自分の変化を気づかせる
息子たちへ　　敬具

☆関連図書(既読)
「太陽の季節」石原慎太郎著、新潮文庫、1957.08.05
「亀裂」石原慎太郎著、新潮文庫、1960.11.30
「「NO」と言える日本」盛田昭夫・石原慎太郎著、光文社、1989.01.31
「それでも「NO」と言える日本」石原慎太郎・渡部昇一著、光文社、1990.05.30
「断固「NO」と言える日本」石原慎太郎・江藤淳著、光文社、1991.05.30
「「NO」と言えるアジア」石原慎太郎・ﾏﾊﾃｨｰﾙ著、光文社、1994.10.25
「かくあれ祖国」石原慎太郎著、光文社、1994.07.30
「石原慎太郎・日本を変えるリーダーシップ」竹村健一著、PHP研究所、2000.06.05
（「BOOK」データベースより）amazon
弟・裕次郎に教えられた兄弟愛。『スパルタ教育』の著者が父親は子にいま何ができるかを問う!