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中世の星の下で ちくま文庫
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中世の星の下で ちくま文庫

阿部謹也(著者)

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中世の星の下で ちくま文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 1986/12/01
JAN 9784480020970

中世の星の下で

¥220

商品レビュー

4

9件のお客様レビュー

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2010/05/28

図版多数。中世の銅版…

図版多数。中世の銅版画などを見ると、その濃さ、厚みに圧倒される。そのころの人々の暮らしや思いが立ち上ってくる。文章も重厚、洒脱。お勧めの1冊。

文庫OFF

2010/05/28

中世ヨーロッパの人々…

中世ヨーロッパの人々の暮らしを具体的に書いた本です。民衆生活とその深層意識を解き明かしている興味深い一冊です。

文庫OFF

2021/07/15

中世ヨーロッパの庶民たちの生活を示す細部の文化的事象に注目した、歴史についてのエッセイを収録しています。 著者は、日本史の網野善彦とならんで、社会史的な観点からヨーロッパ中世の研究をリードしてきました。本書でも、『ティル・オイレンシュピーゲルの退屈しのぎの話』などを題材に、被差...

中世ヨーロッパの庶民たちの生活を示す細部の文化的事象に注目した、歴史についてのエッセイを収録しています。 著者は、日本史の網野善彦とならんで、社会史的な観点からヨーロッパ中世の研究をリードしてきました。本書でも、『ティル・オイレンシュピーゲルの退屈しのぎの話』などを題材に、被差別者を取り巻く社会的環境についての考察をおこない、当時の人びとの社会的な意識と制度のありかたにせまっています。 とくに興味深く読んだのは第三部に収められている文章で、ヨーロッパの草の根的なアソシエーションが現在の社会や学問のありかたにどのように結ぶついているのかということを考察し、日本社会のありかたに対して控えめな問題提起がなされています。これらの議論は、その後に展開されることになる著者の「世間」論や「教養」論につながる内容となっており、なぜ著者がそれらのテーマに取り組むようになったのかということを理解することができました。

Posted by ブクログ

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