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21世紀家族へ 第3版 家族の戦後体制の見かた・超えかた 有斐閣選書
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21世紀家族へ 第3版 家族の戦後体制の見かた・超えかた 有斐閣選書

落合恵美子(著者)

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21世紀家族へ 第3版 家族の戦後体制の見かた・超えかた 有斐閣選書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 有斐閣/
発売年月日 2004/04/10
JAN 9784641280915

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商品レビュー

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2010/06/13

[ 内容 ] 初版から10年、晩婚化は進み、出生率はさらに低下した。 日本の家族は何が変わり、何が変わらなかったのか。 現在の家族像を捉えるため、長文の序文を書き下ろし、データを全面的に更新した。 山川菊栄婦人問題研究奨励賞受賞。 [ 目次 ] プロローグ 二〇世紀家族からの出...

[ 内容 ] 初版から10年、晩婚化は進み、出生率はさらに低下した。 日本の家族は何が変わり、何が変わらなかったのか。 現在の家族像を捉えるため、長文の序文を書き下ろし、データを全面的に更新した。 山川菊栄婦人問題研究奨励賞受賞。 [ 目次 ] プロローグ 二〇世紀家族からの出発 1 女は昔から主婦だったか 2 家事と主婦の誕生 3 二人っ子革命 4 核家族化の真相 5 家族の戦後体制 6 ウーマンリブと家族解体 7 ニューファミリーの思秋期 8 親はだめになったか 9 双系化と家のゆくえ 10 個人を単位とする社会へ エピローグ 二一世紀家族へ [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

Posted by ブクログ

2007/10/15

やさしい文体で社会の、家族の、男の、女の内臓をえぐり出す「やさしいグロテスク家族社会学」。現代日本において、これ以上相応しい家族社会学の教科書が他にあるだろうか。否、これは人生の教科書かもしれない。想像以上のスペクタクルを与えてくれる本書は、「目の前にあるすべてを疑うこと」という...

やさしい文体で社会の、家族の、男の、女の内臓をえぐり出す「やさしいグロテスク家族社会学」。現代日本において、これ以上相応しい家族社会学の教科書が他にあるだろうか。否、これは人生の教科書かもしれない。想像以上のスペクタクルを与えてくれる本書は、「目の前にあるすべてを疑うこと」という社会科学・人文科学・自然科学全体に通ずる前提を改めて再確認させてくれる。一体いつから私たちはすべてを疑わなくなったのだろう。「当たり前」という言葉は思考の敗北を表しているのではないか。受け入れることは時には必要だが、目の前で起こっていることに関して諦めて受け入れること、強いられて受け入れること、周囲に合わせて受け入れること、それ以外の選択肢がなく受け入れるということは、闘わずして敗北することと同等である。私たちは疑い、思考し、闘争し、生み出さなくてはならない。いや、生み出さなくてもよい。人間は、世界にある諸問題を解決するだけの何かを生み出すには、まだまだ勉強が必要な非高等生物なのだから。しかし、最も基本的な「疑うこと」を私たちは諦めてはならない。それを諦めるということは、人間を放棄する事ではないのか。これは落合ではなく私の極論に過ぎないが、今ある世界を疑わずして人間は成長もしなければ現実を維持することも出来ないと思うのだが。 ******************************************** 論壇の先頭を斬って走る学者たちは、脚光を浴び、同業者たちから羨望の眼差しを受けるが、一方では激しく嫉まれ根拠なく誹謗中傷されることも日常茶飯事である。家族社会学の先陣に立つ落合恵美子もその一人だ。私は本書以前の落合の著書を読んだことがないため、恥ずかしながら彼女の理論変遷や主張を知らない。しかし少なくとも本書は、落合に批判的な者もそうでない者も一読して損はないと思う。 ********************************************** 戦後女性の主婦化、人口学的アプローチによる核家族化の真相、ウーマンリブ再考など、落合ならではの視点で今までの「家族社会学」そのものを論破し、再構築しようとしている。「家」の問題や主婦、家父長制、近代家族、ウーマンリブ、育児問題etc. 家族社会学がフィールドとする問題は山ほどあるが、そのどれもが「家族社会学」に蓄積された成果を反映する形で議論されている。しかしながら落合は、「家族社会学」が蓄積してきた成果そのものを議論の対象にしているのだ。 普通の学者ならば、自分の研究分野の枠組みなどという「パンドラの箱」には絶対に手を出さないだろう。パンドラの箱を開けてしまえば最後、学者は「反逆者」のごとく同業者から集中砲火を浴びせられるのがオチだ。こういう現実から、私は素直に落合の勇気に敬意を表したい。「学問をする」ということは、学問の中に留まることではなく、学問そのものを疑うことではないだろうか。

Posted by ブクログ

2007/06/03

家族社会学の入門書! 戦前〜現在までの「家族」が 丁寧に解説されている。 M字型曲線とかナツカシス

Posted by ブクログ

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