ハイスピード・カンパニー 先んずれば制す時代の経営戦略

ジェイソンジェニングス(著者), ローレンスホートン(著者), 邱永漢(訳者), 堤大介(訳者)

• 販売会社／発売会社: ダイヤモンド社/
• 発売年月日: 2001/03/01
• JAN: 9784478373491

商品レビュー

2012/10/08

今の時代、スピードは
ビジネスにおいて非常に重要なファクターです。

どうしたらスピードをあげれるのか

本日ご紹介する本は、

ビジネスにおいて
スピードを上げることを
体系だててまとめた１冊です。

本書では
”思考”、”決断”、”行動”
のスピードアップについて
まとめられており、
最後にスピードを維持すること
について書かれています。

「思考のスピードアップ」

ハイスピードに思考するためには、
組織の全てのレベルの人たちと、
きちんとコミュニケーションをとらないといけません。

自分一人の考え、自分のチーム内の考えだけでは
思いつかないことはたくさんあります。

「決定のスピードアップ」

ハイスピードに決断するなら、
決定待ち事項を１つひとつ
バラバラにする習慣をつけること

そして書き出すことです。

大きな問題のまま、空中で考えると
判断できません。

できるだけ細かく問題を分けて
それを書き出し、ひとつひとつ判断していきましょう。

「行動のスピードアップ」

スコアボードがない会社は、
得点を記録しないバスケットボールの
試合をしているようなもの。

いまどのくらい儲かっているのか、
儲かっていないのか。

そして、スコアボードに書き込まれるのは
目標金額ではなく、目標金額の達成を
可能にする活動値です。

その活動がしっかり定義されていて、
十分活動できているのか、不十分なのかが、
いつでも分かることが重要です。

ぜひ、読んでみてください。

◆本から得た気づき◆
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予測能力はスピードに欠かせない要素。目的地もわからないまま進めば、結局は前進できないまま終わる
何事を決めるにしても、社員全員が参考にできる単純明快な指針さえあれば楽勝だ
ハイスピードに決断するなら、決定待ち事項を１つひとつバラバラにする習慣をつけること
何が不可能かは考えるな。顧客のためになるものを開発しろ。限界だと思ったらぶち破れ
取引業者と交渉する時は、品質や価格と同じくらいの重みを、「納期厳守」に置こう
スローな会社では、社員は忙しく働いているようにみせるために、仕事という暇つぶしをしている
経営資源の大幅カットによって生まれる切迫感こそがハイスピードな変化を達成する基本となる
スコアボードに書き込まれるのは目標金額ではなく、目標金額の達成を可能にする活動値である
開発と改善によって成長する企業は不滅だ。生産以外にすることがない企業は滅びる
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◆目次◆
第1部 思考のスピードアップ
第2部 決断のスピードアップ
第3部 行動のスピードアップ
第4部 スピードの維持
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◆マインドマップ◆
http://image01.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/6403486e5cf76111.png