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企業再生屋が書いた借りたカネは返すな!
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企業再生屋が書いた借りたカネは返すな!

加治将一(著者), 八木宏之(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 アスキーコミュニケーションズ/
発売年月日 2003/01/14
JAN 9784776200185

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商品レビュー

3.9

11件のお客様レビュー

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2013/12/15

借金を返さないのは悪いことだが、返せないのは悪いことではない。当然貸した側にも相応の責任がある。借りたものを返すのは当たり前。返せないのも、当たり前。日本人はすぐに善悪で考えるが、返せるか返せないかはビジネスの問題で、善悪の次元ではない。倒産は貴重な経験であり、厚みのある実践者。...

借金を返さないのは悪いことだが、返せないのは悪いことではない。当然貸した側にも相応の責任がある。借りたものを返すのは当たり前。返せないのも、当たり前。日本人はすぐに善悪で考えるが、返せるか返せないかはビジネスの問題で、善悪の次元ではない。倒産は貴重な経験であり、厚みのある実践者。ガッツのあるやつ。 滌除テキジョ 影武者とマンションの実勢価格分の現金で抵当権を解除。その後、サービサー活用で債務カット。 一、今の時代、借金が返せないことは恥ずかしいことでも何でもない 一、事業に失敗きたのは、あなただけではない 一、リストラされたのも、あなただけではない

Posted by ブクログ

2013/08/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

金融コンサルタントが書いた借金の踏み倒し方法?!はかなり法律、裏世界の勉強になります。破産せずに借金を帳消しにして再スタート、差押さえを受けないための方法、究極の奥手・民事再生法の活用。相手が都銀・地銀・信金・信組、信販、債権回収会社、街金、ヤミ金別の対策など、唖然とする方法が沢山出てきます。確かに切羽詰った人には有効かも知れませんが、今まともな生活をしている人には恐ろしい金融ゲームの世界のように思えます。もし、踏み倒して誰かに損害を与えると言うことに対する罪悪感を持たずにすむのであれば、検討の余地はあるのでしょうが。一気に読めます。

Posted by ブクログ

2012/08/19

タイトルだけ見て手に取ってみた。 古い本だがかなり新しい発見と学びが得られた。 ただ、眉唾も多く、当時の法律を前提とした内容なので 現在も同様なウルトラC技が可能であるかはわからない。 ただ、借金というものに対してこれだけ多くの対策、 選択肢があるのだという事実を頭に入...

タイトルだけ見て手に取ってみた。 古い本だがかなり新しい発見と学びが得られた。 ただ、眉唾も多く、当時の法律を前提とした内容なので 現在も同様なウルトラC技が可能であるかはわからない。 ただ、借金というものに対してこれだけ多くの対策、 選択肢があるのだという事実を頭に入れておくことは非常に重要だと思った。 それは会社経営者でなくとも個人にとっても。 「借りたカネは返すな」というタイトルと本の内容は 日本の一般社会倫理に真っ向から反対するものであるが、 「返さないと返せないは違う」という事実、 そしてアメリカでは一度失敗を経験した経営者へは 期待が大きくなるという風土などから、 必ずしも返済金額を減らして再起に賭けることは、 社会みんなが思うほど悪ではないのかとも思う。 そもそも、連帯保証人を立てさせるなどして 自分でリスクを負うことをしない 日本の金融機関の姿勢にもやはり問題があるのだろう。 (連帯保証人を立てさせる国は世界でも少数であるらしい) 金を貸す側が相手の本質、能力を見極め、 それに基づいて行った融資に対しては自分で責任を負うべき。 この本には多額の借金を消す方法が本当にたくさん書いてある。 (本当にこんなにうまくいくのかは疑問符も多いが) 個人的には、自己破産みたいな手法について述べられているのかと思っていたが、 読んでみると自己破産なんて本当に最悪場合であることがわかる。 (作者曰く 「自己破産した方がいいケースとしては、 飲んだくれの亭主がヤミ金からめいっぱい借りたあげく蒸発してしまったため、 借金取りに追われながら、 生活保護で3人の小さな子供を育てている奥さんなどが、 それに当たります。」 であるらしい) この本の良さは、 ただ単に借金の返済額を減らすための技術が書かれているだけでなく、 他にも興味深い内容が多い。 銀行、サラ金、商工ローン、ヤミ金といった金融機関が どのような取り立てステップを踏んでくるのかということがリアルに知ることができ、 また、取り立て方法は多分に人の感情が入り込んでくるということが理解できた。 (それを逆手に返済を上手く処理するわけだが) また、銀行がバブル崩壊に伴う不良債権を どのように処理したのか納得がいき、 同時に、「ハゲタカ」などとの関連性が見出せて面白かった。 また、弁護士や裁判所のうまい使い方についても述べられており、 特に弁護士に関しては、その能力はピンからキリまであり、 たいていの場合弁護士は一番自分が簡単なやり方、 一番儲かるやり方を勧めてくるので、 困ったからとりあえず弁護士というのは禁物であること、 それではただ弁護士の喰い物にされるだけであるということを理解できた。 この本に書かれた内容は普段の生活ではほとんど目にすることはない。 しかし、実際に借金をしていようがいまいが 多くの人が一通りは頭に入れておくべき人生の重要事項であることから、 簡単でもいいから一読しておくと良いと思う。

Posted by ブクログ

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