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鳥類学者のファンタジア
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鳥類学者のファンタジア

奥泉光(著者)

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鳥類学者のファンタジア

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2001/04/10
JAN 9784087745030

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商品レビュー

4.5

12件のお客様レビュー

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2021/03/24

鳥類学とはなんも関係がない。ボスが以前読んでいて、「鳥の話じゃないけど、面白いよ」と言ってたので、気になっていたが、書店でも古書店でも見かけることがないままに過ぎていた。先日ふと思い出して、図書館で検索してみたら、書庫にはいっていたので即決。  読み始めると、いきなりジャズの話で...

鳥類学とはなんも関係がない。ボスが以前読んでいて、「鳥の話じゃないけど、面白いよ」と言ってたので、気になっていたが、書店でも古書店でも見かけることがないままに過ぎていた。先日ふと思い出して、図書館で検索してみたら、書庫にはいっていたので即決。  読み始めると、いきなりジャズの話で、主人公はジャズピアニスト。となると、鳥類学→Ornithology→バード(チャーリー・パーカー)という芋づる連想した。出版年は2001年だが、舞台は1960-70年代っぽいムード。作中で筆者の『「吾輩は猫である」殺人事件』について言及されるので1996年以降であるだろうが、佐和子のパスポートが1955年に発行されているというのもみられるので、佐和子が中学生のころ1955年だと考えると、やはり1990年後半ということになるかと思う。悩めるジャズピアニスト池永キリコ/フォギーの自分探しの旅というか、少々ドリーミーな話。祖母に出会いSFというかラノベのような設定。円盤の強烈な光で時空を超えて、WWⅡ最中の1944年のドイツに移動する。あとは、ご都合設定により、元の時間に戻る前に、ニューヨークでマイルスとセッションし、チャーリーに声をかけてもらうという、まあ、夢な話ではあるが、読みはじめに連想した鳥類学→・・・→チャーリーで、当たりだろうな、と最終的に感じられて、なんやスッキリした。全く違うんだが、『かがみの孤城』を思い出す。本作鳥類学のファンタジアもまた自分探しというか、実は夢オチどらえもん、でも、言及してないから読み手のお好きにどうぞ、という感じか。  読んでいて、微妙に再認識して愕然としたのが、1955年と1944年って、ほんの10年しか違わないということで、そういえば、私が小学生の頃は天王寺の駅の前とかに、たくさんのベテラン(退役軍人)たち、特に傷痍軍人さんたちが身の上を書いたプラカードをもって、乞食をされていたのを思い出す。10年、東北大震災から10年、阪神淡路大震災から26年!めちゃ最近、、。ていうか、曾祖父さんの写真とか髷やし、祖父とか祖母とか江戸時代て”最近”の話やったりしたんだろうと、そんなことをつらつらと考えさせられた。

Posted by ブクログ

2016/09/02

新刊を読もうとしたら前作があるとのことでしたので。 分厚い!でも面白いのでスラスラ読めた。 ジャズのこともっと詳しかったらもっともっと面白いんだろうなあ。

Posted by ブクログ

2015/12/09

はじめは、なかなか既読ページの厚みも 増えた感がぜんぜん、せんくらいに進まなかった… で、(ここで切り返しでしょ!)てなノリの呟きに馴れず… このツブヤキ女とはちょっと気があわんかもっ!! でも、馴れちゃった、というか 好感をもてるよーになっちゃった、 彼女と彼女を...

はじめは、なかなか既読ページの厚みも 増えた感がぜんぜん、せんくらいに進まなかった… で、(ここで切り返しでしょ!)てなノリの呟きに馴れず… このツブヤキ女とはちょっと気があわんかもっ!! でも、馴れちゃった、というか 好感をもてるよーになっちゃった、 彼女と彼女をとりまく輩に。途中から。 ツブヤキもあるに越したことがない…みたいな。 オモシロク感じたのは、 映画でよくある手法だけど、 音楽ネタだったり歴史ネタで 気持ちがたかぶっちゃったかな。 (文字でやられちゃったよぉ…げ、毒されたか!?) でもなんで、このタイトル!? 『佐知子ちゃんには素晴らしい旅を!  そして、わたしには、平凡な、  しかし少しだけ彩りのある日常を!』 自分以外を高揚させるにはそれなりに がんばってなきゃいかんのやろね。

Posted by ブクログ

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