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ピノッキオの冒険 岩波少年文庫077
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店/ |
発売年月日 | 2000/12/18 |
JAN | 9784001140774 |
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ピノッキオの冒険
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ピノッキオの冒険
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商品レビュー
3.2
11件のお客様レビュー
まず、破茶滅茶な話に驚いた。 ピノッキオは、木ぎれの状態から話し出す。 そして本能のままに行動し、ちっとも学習しないから、痛い目に何度もあう。 これって本当に子ども向けの話なのだろうか? そう思いながら読んでいてわかった。 滅茶苦茶だ、と思うのは大人になってしまったからなので...
まず、破茶滅茶な話に驚いた。 ピノッキオは、木ぎれの状態から話し出す。 そして本能のままに行動し、ちっとも学習しないから、痛い目に何度もあう。 これって本当に子ども向けの話なのだろうか? そう思いながら読んでいてわかった。 滅茶苦茶だ、と思うのは大人になってしまったからなのではないか、と。 冒険に正しいとか、正しくないとかはなく、どんな体験をして、どんな気持ちになるのかを知ることが冒険なのだ。 読後、NHK100分de名著のサイト記事を読んだ。 当時のイタリア国内の状況を知ると、味わいが多面的になった。
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くすぐったがったり文句を言ったり「生きている材木」で操り人形を作ると一人で動き出した。/コオロギが何度も復活するが、もともと寿命が短い虫だから転生か集団知か/「仙女さま」は年齢が初め少女でしだいに歳を取るのが早く、しまいには母親の如くなる。ゼペット爺さんの遭難に介入しないのはおか...
くすぐったがったり文句を言ったり「生きている材木」で操り人形を作ると一人で動き出した。/コオロギが何度も復活するが、もともと寿命が短い虫だから転生か集団知か/「仙女さま」は年齢が初め少女でしだいに歳を取るのが早く、しまいには母親の如くなる。ゼペット爺さんの遭難に介入しないのはおかしいとも言えるが、子が立ち直らなくてはどうせ救われないのだ/善意は裏切られ…貧困、飢え、無知を捉える陥穽=「無知は飢えよりも残酷」、残酷と陰惨、社会の不正・不平等、恐怖、非人間的搾取、悪人は巧緻、「善人」はナイーブ=犯罪を助長する
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「ピノッキオの冒険」コッローディ著・杉浦明平訳、岩波少年文庫、1958.11.10 305p ¥400 (2020.05.21読了)(2020.05.13借入)(1976.04.10/11刷) 1958年刊行の旧版です。 Eテレの「100分de名著」で『ピノッキオの冒険』が採り上...
「ピノッキオの冒険」コッローディ著・杉浦明平訳、岩波少年文庫、1958.11.10 305p ¥400 (2020.05.21読了)(2020.05.13借入)(1976.04.10/11刷) 1958年刊行の旧版です。 Eテレの「100分de名著」で『ピノッキオの冒険』が採り上げられたので、放映を見て、テキストも読んでみました。自分の知っているピノッキオは、ディズニーの『ピノッキオ』であって、原作とはずいぶん違うものであることがわかりました。 この機会に『ピノッキオの冒険』を読んでしまおうと、図書館から借りてきて読んでみました。 世の母親たちが眉を顰めるけど、子供たちが大喜びしそうな行動が、いっぱい出てきます。作者は、子供たちが喜びそうなことを、知り尽くしているようです。 この作品が書かれたのは、1881年1月から1883年1月までで、子ども新聞に連載されたもの、とのことです。最初は、15章までで、ピノッキオが死んで終りになったけど、評判が良かったので、死んだピノッキオを生き返らせて、続編が書かれ、29章で終わらせました。ジェッペット爺さんが行方不明のままだったので、さらに続編が書かれて、36章で終わりとなりました。ファンタジーですので、今でも十分楽しめます。 以下に【目次】を書いておきましたが、もっと長い文章になっているので、短く端折ってあります。出版社の方、ごめんなさい。 【目次】 1 (大工のサクランボ親方) 2 (ジェッペット) 3 (操り人形・ピノッキオ) 4 (ものをいうコオロギ) 5 (オムレツをつくる) 6 (火鉢の上に足を乗せて眠る) 7 (操り人形の足をもう一度作る) 8 (自分の上着を売る) 9 (人形芝居を見物する) 10 (人形使いの火食い親方) 11 (火食い親方のくしゃみ) 12 (金貨五つ) 13 宿屋赤ガニ亭 14 (ものをいうコオロギ) 15 (カシの木の枝につるす) 16 (ルリ色髪のうつくしい少女) 17 (砂糖を食べるけど、薬は飲まない) 18 (キツネとネコ) 19 (金貨をぬすまれる) 20 (恐ろしい大蛇に出会い、罠にかかる) 21 (ニワトリ小屋の番犬になる) 22 (どろぼうを発見する) 23 (海に飛び込む) 24 (ミツバチの島) 25 (よい子になって勉強すると約束する) 26 (フカを見ようと海岸へ) 27 (巡査に捕まる) 28 (魚のようにフライに) 29 (本物の子供に) 30 (トウシン小僧とおもちゃの国へ) 31 (小ロバに乗っておもちゃの国へ) 32 (小ロバになる) 33 (サーカス一座に買われる) 34 (海に投げ込まれる) 35 (フカの腹の中の出会い) 36 (本物の子供になる) あとがき 1958年10月 杉浦明平 ☆関連図書(既読) 「コッローディ『ピノッキオの冒険』」和田忠彦著、NHK出版、2020.04.01 (2020年6月9日・記) (「BOOK」データベースより)amazon ことばをはなす木から人形を作ったジェッペットじいさんは、それにピノッキオと名づけて、子どものようにかわいがります。やがてピノッキオは広い世界に旅に出ます…イタリアの代表作として百年以上にわたり世界中の子どもたちに親しまれてきた物語。小学3・4年以上。
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