1日を26時間にする、最強の時間活用術

ヴィンスパネラ(著者), 楡井浩一(訳者)

• 販売会社／発売会社: PHP研究所/
• 発売年月日: 2002/10/21
• JAN: 9784569624525

商品レビュー

2010/09/13

本日ご紹介する本は
時間活用術というタイトルですが、
内容は目標達成に必要な項目についてです。

そもそも時間術を何のために学ぶのかというと
”目標を効率よく達成するため”というのが
目的の一つにあると思います。
（それだけではない人もいると思いますが。。。）

今まで読んだ時間術関連の本では、

”時間に対する考え方”とか
”どうやって時間を捻出するか”とか
”捻出した時間をどのようなことに使うか”

と言うような時間に関するノウハウ的なこと
が書かれたものが多かったですが

この本は、視点が異なります。

あくまでも、目標達成がベースにあり、
そのための考え方を中心に
「意欲」「活力」「価値観」「明確化」「継続」
など、バランスよくテーマが選定されており
非常によくまとめられていると思います。

そうだなと思ったところは
「一歩一歩」と言う考え方

この本の中で、何度も出てくるフレーズですが、

何か目標を決めて、１週間とか一ヶ月
必死に頑張ったところで、
素人から始めるのであれば
成果がでるはずがない。

１日５分でいいから、２年、３年と
毎日続けることによって、
実現不可能と思われたことも
実現できるようになる。

すごくありきたりなことを言ってますが
改めて、この考え方が全ての基本
だと思います。

その上で、いかに目標達成までの
期間を短くできるのか
というのが、
本書の時間活用術の内容だと感じました。

ぜひ読んでみてください。

◆本から得た気づき◆
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実現不可能と思う目標も、１日５分「一歩一歩」やれば実現できる。
仕事を早く終えるには、早く終えるための「動機付け」を持つ
時間を無駄にせず、目標に向かうには、「誤った習慣を自覚」する必要がある
意欲があっても、「活力」がなければ何もできない
恐れの源から目をそらすと、恐れは自己増殖する
目標達成の秘訣＝強い目的意識（目的意識が行動を引き出す）
完璧主義は絶対に禁物＝「行動」→「失敗」→「学習」が進歩を生む
「最大化」＝何かするときに、高みから自分を客観的にみて、あらかじめ行動を修正する
「明確化」こそ時間改善にとって最も大切
毎日すこしずつでも改善を続ければ、大きな変化が現れるはずだ
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◆目次◆

01 五分間には、不可能を可能にする力がある
02 時間をむだにする「キラー13」を取りのぞく
03 あなたの意欲を高める手法
04 すぐに、あなたの「活力」を向上させるノウハウ
05 仕事の先延ばしを、今すぐやめる
06 最強の快眠力が、創造力をどんどん生む
07 成功を確実に保証してくれる目標の力
08 価値観と性格をコントロールする
09 ストレスを取りのぞく、究極の手法
10 瞬間を貯蓄する
11 わずか数分の“最大化”で世界はがらりと変わる
12 明確化の技術
13 継続改善法
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◆マインドマップ◆
http://image02.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/f45d3670b930624b.png

2008/03/26

3月25日読了。常に時間が足りない現代人が2時間多い時間を生み出すためには。「明確な目標を立てる」「日々達成すべき項目にブレイクダウンする」「熱意を持ってそれにあたる」「常に目標と現状の差異をチェックする」あたりが、そのコツなのか。ただ精神論だけでなく、「パワーブレス」「パワースクリーム」といった方法、ストレスへの対処方法など実践的なテクニックも教えてくれて参考になる。とくに、ストレスや面倒な課題を「挑戦すべき課題」「成長のチャンス」とポジティブに捉えてそれをクリアせよ、とする教えはちょっと目からウロコが落ちる気がした。確かに、ストレスもなく難しいこともない生活を自分が望んでいるはずもなく。

2006/12/17

【読む目的】

仕事の生産性を上げるための効果的な時間管理方法を知りたい

【読んだ感想】

時間を無駄にする１３項目（キラー１３）がとても参考になった。このキラー１３を意識しつつ、「今、わたしは、何をするべきか？」とみずからに問いかければ、時間管理は飛躍的にうまくいくようになると思う。そのことを知っただけでも、この本を読む価値はあったと思う。