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ビリー・ジョーの大地
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ビリー・ジョーの大地

カレン・ヘス(著者), 伊藤比呂美(訳者)

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ビリー・ジョーの大地

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 理論社/
発売年月日 2001/03/01
JAN 9784652071939

ビリー・ジョーの大地

¥220

商品レビュー

4.2

9件のお客様レビュー

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2023/02/04

手に取ったきっかけは、前に読んだ「わたしの全てのわたしたち」(   )で金原瑞人さんが紹介していたから。 散文詩で綴られた物語が詩人伊藤比呂美さんの翻訳で力強く美しく表現されている。 舞台は土埃の舞う厳しい自然環境の土地アラバマ 台所で生まれたビリー・ジョーは 男の子が欲しかっ...

手に取ったきっかけは、前に読んだ「わたしの全てのわたしたち」(   )で金原瑞人さんが紹介していたから。 散文詩で綴られた物語が詩人伊藤比呂美さんの翻訳で力強く美しく表現されている。 舞台は土埃の舞う厳しい自然環境の土地アラバマ 台所で生まれたビリー・ジョーは 男の子が欲しかった父さんに男の子の名前を付けられた14歳の少女 のんだくれの父さんとピアノが上手なお母さんとの3人暮らしに待望の弟が生まれたのだが……… 度重なる悲劇の中、母さんが好きだったピアノを母代わりに厳しい現実と向かい合いながら生きるビリー・ジョー 彼女の心の叫びのような散文詩の中にある小さな希望が印象的だった たとえば 干ばつの中咲くリンゴの花や暗闇で光る月下美人の花、レースのように空に舞う雪 そして「わたしがいわなかったことまでちゃんと聞き取ってくれる」ルイーズ うなずいてくれるルイーズ 最後の章の詩「感謝の一覧表………感謝祭」が感動的だった 厳しい環境の中にあるときどんなふうに生きたらいいのか教えてもらった

Posted by ブクログ

2019/12/15

4-652-07193-0 305p 2001.3.? 初版 ○1934年1月〜1935年12月までの アメリカのど真ん中オクラホマ州が舞台の 砂嵐と闘う一家の物語。息が詰まるような息苦しさを感じる緊迫感。

Posted by ブクログ

2018/04/23

詩のような小説。贅肉を削ぎ落とし、言葉を選び抜き、詩を読む体で織りなされる物語。全体としてはひとつの流れをなしているから、そういう意味では小説。不運で母を亡くした父子の、ゆっくり歩み寄る姿を描いたもの。なかなかに感動的でした。

Posted by ブクログ