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立原正秋 新潮文庫
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立原正秋 新潮文庫

高井有一(著者)

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立原正秋 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社/
発売年月日 1994/12/25
JAN 9784101374116

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商品レビュー

4

2件のお客様レビュー

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2018/10/14

露悪でもなく糾弾でもなく、評伝とはかくあるべきかという評伝。それとも友人であったからこそ書けた本かな。 処分日2014/09/20

Posted by ブクログ

2018/03/25

金胤奎という生まれながらの名前を長く隠しつづけ、日本人以上に日本人であろうとした立原正秋の、豪胆さの裏に存在していたルサンチマンを、細やかなまなざしで描き取った評伝です。 「解説」を執筆している尹学準は、本書について「度し難いインチキ野郎だと常日頃思っていたこの憐れな人間を、温...

金胤奎という生まれながらの名前を長く隠しつづけ、日本人以上に日本人であろうとした立原正秋の、豪胆さの裏に存在していたルサンチマンを、細やかなまなざしで描き取った評伝です。 「解説」を執筆している尹学準は、本書について「度し難いインチキ野郎だと常日頃思っていたこの憐れな人間を、温かい懐に大きく包み込みながら、見事な作家論を展開していた」と述べています。これは非常に的確な評だと思いますが、同時に著者が立原のひととなりをみずからのうちに飲み込んでしまおうとしているような印象すら受けて、どことなく危うさを感じました。

Posted by ブクログ

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