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パウラちゃんのニッポン日記 子どもドキュメント4
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パウラちゃんのニッポン日記 子どもドキュメント4

高橋幸春(著者), 田中和生

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パウラちゃんのニッポン日記 子どもドキュメント4

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 国土社/
発売年月日 1995/01/20
JAN 9784337091047

パウラちゃんのニッポン日記

¥220

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2006/03/16

児童用。だけど読んでいるうちに最後のほうは感動して泣いてしまった…。子供〔特に10歳くらいは〕言語にしても文化にしても適応力があるとは一般的に言われることだ。しかし幼い彼女も文化の違いなどで苦労しているのだ。そして2年後、帰国するときに友人たちが帰国を悲しみ、意地悪だった男の子が...

児童用。だけど読んでいるうちに最後のほうは感動して泣いてしまった…。子供〔特に10歳くらいは〕言語にしても文化にしても適応力があるとは一般的に言われることだ。しかし幼い彼女も文化の違いなどで苦労しているのだ。そして2年後、帰国するときに友人たちが帰国を悲しみ、意地悪だった男の子が彼女のことを理解してくれたという場面が感動的だった。最後の説明で友人はフィクションと聞いてちょっと残念だった。でもこれに似たようなことがおきた、ということは名前を変えてすこしだけ内容を変えたというだけで、実際に同じようなことが起こったのだろう。子供の名前をそのまま出すのもアレだものね…。友人のお母さんが料理を教えてくれたり友人と一緒に風邪をひいた妹の面倒をみるというところは感動した。子供だけでなく、もっと日本人とブラジル人のこういうふれあいがあれば、皆が仲良くすればブラジル人はもっと日本人が好きになるのに…。日本は仕事だけで日本人は冷たいって思われたくない。  ゴミショッピング〔ゴミ捨て場〕から冷蔵庫などを拾ってくるところ〔確かに節約しなきゃだよね〕、高校をやめた年頃のお兄ちゃんがとりあえず日本で働き始めるところ、汚くて狭いけど安いアパートに住むところ、皆で協力して働くところ、やっぱり一般的な日系ブラジル人ってこういう感覚なんだよなあ…。とうなずくとこが多かった。日本の子供たちが『ブラジルにはライオンはいるのかあ?』とか『ブラジルでは服を着てたのかあ?』なんていうせりふを言うとこがあるけど、私から見るとかわいい子供の好奇心で聞いているような気がする。でもこの年頃の女の子からしたらいじめられてるような気がするのかね…。たしかに『ブラジル人はブラジルへ帰れ』というせりふは落ち込むよなあと思った。そういう悩める子供たちにおばさんが電話で相談してあげてるところがよかった。先生たちも苦労してブラジルの授業したり日本語を教えたりと苦労してるとこが見えた。やっぱり思ったとおりその後彼女たちは日本に帰ってきたらしい。まったく…こういうところあたりまで同じなんだなあ…。彼女はそのあとどうしてるんだろ?幼いながらに『皆でがんばって働いてるのに何で貧乏なんて言うんだろう…』と悩む姿はかわいらしい。

Posted by ブクログ

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