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ビアトリクス・ポターの生涯 ピーターラビットを生んだ魔法の歳月
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 福音館書店/ |
発売年月日 | 1986/10/15 |
JAN | 9784834001280 |
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ビアトリクス・ポターの生涯
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ピーターラビット・シリーズで著名、湖水地方とも縁の深い ビアトリクス・ポターの伝記。原本は1978年刊行で猪熊葉子の翻訳。 1 最上階の子ども部屋 2 若い博物学者 3 秘密の修業時代 4 子どもの読者 5 ソーリー村との出会い 6 人形の家 7 ソーリー村と動物の登場人...
ピーターラビット・シリーズで著名、湖水地方とも縁の深い ビアトリクス・ポターの伝記。原本は1978年刊行で猪熊葉子の翻訳。 1 最上階の子ども部屋 2 若い博物学者 3 秘密の修業時代 4 子どもの読者 5 ソーリー村との出会い 6 人形の家 7 ソーリー村と動物の登場人物たち 8 カースル・コテージへの道 エピローグ ビアトリクス・ポターの幽霊 図版提供者一覧、ビアトリクス・ポターの本一覧、索引有り。 随所に、モノクロとカラーの画像豊富にあり。 リーバンクスの『羊飼いの暮らし』の中で記述された、 ビアトリクスとマーガレット・レインの事が気になっての読書。 ビアトリクスが過ごしたのは、ヴィクトリア女王の時代。 アッパーミドルで中流で裕福ではあるが、教育は家庭教師、 結婚も同じ階級等、当時の慣わしの中での生活が色濃い時代。 まさに箱入り娘と言うべき閉ざされた子ども時代にも関わらず、 書くこと、描くこと、動植物の観察と研究に没頭する愉しみを 覚え、成長していきます。菌類の研究で論文も書いています。 それらが絵本作家への道へと繋がっていきます。 ソーリー村での多くの出会い、自費出版から出版社へ。 両親との葛藤と弟との絆。婚約者の死。 ヒルトップ購入と結婚。農場経営者としての晩年。 この伝記では十数年の創作が主体で、遺された暗号日記や書簡、 スケッチ等と、描かれた動植物や実際の場所について、 多くの考察と記述が綴られています。 生涯というより、絵本作家としてのビアトリクスの半生中心。 彼女の生前に取材の手紙を出したり、夫のヒーリス氏に会って 取材していることから、熱烈な彼女の絵本への敬愛が込められて います。が、晩年については素っ気無い内容でした。 農場経営者、ナショナルトラスト運動について関わった ビアトリクスの姿は、別の伝記の中に探すことにします。
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ポター関連の書籍は多数読みましたが、彼女の内面や、有り余る余暇をどう過ごしていたかなど、より具体的に詳しく知ることができました。暗号で書かれた日記の解読に成功した事が何より大きいと思います。 クセのある両親、当時の風習に悩んでいたこと、弟と動物や虫を捕まえたり、その生態を細かく...
ポター関連の書籍は多数読みましたが、彼女の内面や、有り余る余暇をどう過ごしていたかなど、より具体的に詳しく知ることができました。暗号で書かれた日記の解読に成功した事が何より大きいと思います。 クセのある両親、当時の風習に悩んでいたこと、弟と動物や虫を捕まえたり、その生態を細かく観察していたこと、晩年は農業や畜産に従事し、とっつきにくい人間になっていた事など、残念な点や、現代の文化からすると考えられない発見もあり、読んだ後は、良くも悪くも、彼女を見る目が変わってしまうかもしれません。
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ビアトリクス・ポター伝記の中でも、おそらく一番はじめに出され、著者のマーガレット・レインは生前のポター(そのときは既にウイリアム・ヒーリス夫人となっていたが)から、これ以上ない断固とした口調で取材の断りの手紙をもらったり、ポター没後、ウィリアム・ヒーリス氏やポター親類、湖水地方...
ビアトリクス・ポター伝記の中でも、おそらく一番はじめに出され、著者のマーガレット・レインは生前のポター(そのときは既にウイリアム・ヒーリス夫人となっていたが)から、これ以上ない断固とした口調で取材の断りの手紙をもらったり、ポター没後、ウィリアム・ヒーリス氏やポター親類、湖水地方の人々などに直接の取材をして書かれた本です。訳者も英米児童文学に造詣の深い、元白百合女子大学教授の猪熊葉子。 ポター自身の姿を人々から取材したり、ポター自身が出した手紙や日記などは孫引きでなくて直接見て考察しており、読み応えがあって、全てにおいて非常に優れているのですが、何しろ文章の分量が多い。大人向けの伝記です。 これを小学生で読むというのは、非常に厳しいと思います。中学生でも、ある程度イギリスの当時の社会状況や習わしをある程度知っておかないと、文字を追っていくのに辛くて、結局心に残らなかったということにもなりそうです。 ポターの祖父が、産業革命時に興ってきたアッパーミドル、中流階級のなかでも紡績業で裕福となり暮らしに全く困ることのない環境であり、ポター自身家庭教師を付けられ、余所の子どもと全く関わりのなかった子ども時代を過ごしました。 このことをレインは、病的な内気でも決して不幸ではなく、むしろ動植物への興味を育み、本人にとっては幸いであったという立場を取っています。 また、残っている十五歳~三十歳代までの暗号日記を資料としてかなり引用しており、ポターの内面に迫っています。 ポター自身、生涯でたくさんの手紙を送っており、それを元にポターが何を思っていたのか、どういう気持ちで絵本に向かい合っていたのかを丁寧に考察されています。 作品ごとに描かれているのがどの場所なのか、例えば「こねこのトムのおはなし」の中では、ソーリー村のヒルトップ農場を買って間もない頃で、そのヒルトップ農場がどの場面に出てくるかとか、家の内部はどこを描いたものかなど、丁寧に書かれています。 それぞれの作品への愛情も伺えます。「フロプシーのこどもたち」「キツネどんのおはなし」でベンジャミンの子どもたちを探すピーターとベンジャミンの挿絵を数ある作品のなかでも、もっとも完成度の高いもののひとつであると評しています。 レイン自身は、「ピーターラビットのおはなし」(私家版1901)から「こぶたのピグリン・ブランドのおはなし」(1913)までの13年を短かった創造的な期間といい、その後に出された小品については、過去の絵を寄せ集めただけのものや質の低いものである、と辛辣な意見を述べています。 ウイリアム・ヒーリス氏と結婚した後のポターは、湖水地方での農場経営やナショナルトラストの活動に力を入れ、絵本作家としての姿は全くなくなってしまったようです。レインはこの時期のポターについては軽く触れる程度でほとんど書いていません。著者は絵本作家としてのポターを敬愛しているのだろうなと思わされます。
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