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巫女と仏教史 熊野比丘尼の使命と展開 明治大学人文科学研究所叢書

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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 吉川弘文館 |
発売年月日 | 1989/07/01 |
JAN | 9784642073301 |
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巫女と仏教史
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商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
熊野比丘尼が主役! 熊野比丘尼の土着化と思われる例を全国からピックアップしてきているのが面白かった。江戸幕府の強力な宗教統制・風俗取締りを経て大きく変貌し、特に都市部では歌比丘尼化するが、地方では宗教者として明治までは存続していた指摘も。 e.g代々相続で明治までつづいた熊野比丘尼 e.g.志摩p132破船を襲った罰で病気→熊野信仰→廻行山伏に娘→熊野比丘尼 e.g.地民衆を指導したり開発したり 他 ・観心十界についても西洋.チベット.インドの類例を ・伊勢比丘尼は熊野比丘尼が数多く入りこみ、明治までつづいたp269 ・熊野比丘尼が地方でなしたこと p3「熊野比丘尼とは、当初は熊野信仰を負うている巫女としての「熊野巫女」の別名だった・・あまりにも旺盛なはたらきに瞠目した教団、それは自己の本質と巫女とがあまりにも似ているためにたえず関心を持ち続けた熊野系修験教団」 「勧進を中心に全国廻向をなしとげ「歩き神子」などといわれながらも、人々の相談相手・話相手になって独立の境涯に生きたのが中世の巫女であった」 「独立の権威は失せて寄生の時代に入る。もはや女は独立しえない。世界に比類なき純粋封建性の完璧な到達点としての幕藩体制。男が徹底的に幅を利かせ」 昭和58 明治大学教授著 図室
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