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戦慄のMARS計画 人類火星移送プロジェクト サラブレッド・ブックス
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戦慄のMARS計画 人類火星移送プロジェクト サラブレッド・ブックス

矢追純一【著】

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戦慄のMARS計画 人類火星移送プロジェクト サラブレッド・ブックス

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 二見書房/二見書房
発売年月日 1989/11/25
JAN 9784576891613

戦慄のMARS計画

¥220

商品レビュー

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2022/07/14

『第三の選択』の続編のような内容。  地球温暖化やオゾン層の破壊などのため、将来的に地球は人類が住めなくなるんだよ!米ソは裏で宇宙人と手を結んでいるんだよ!米ソは宇宙人の技術の提供を受け、月に中継基地を建設し、火星に一部の上級地球人を移住させる計画を進めているんだよ~~~!な……...

『第三の選択』の続編のような内容。  地球温暖化やオゾン層の破壊などのため、将来的に地球は人類が住めなくなるんだよ!米ソは裏で宇宙人と手を結んでいるんだよ!米ソは宇宙人の技術の提供を受け、月に中継基地を建設し、火星に一部の上級地球人を移住させる計画を進めているんだよ~~~!な……、なんだってえ~~~~~~!! ……というトンデモな内容であった。    本書や『第三の選択』が発行されたのは1980年代ですよ。それからもう40年以上経過したんですね。  実は私も小学生時代に「木曜スペシャル」でリアルタイムで『第三の選択』を見ていたんですよ!翌日の小学校でN君達と話したもんです。  で、私も信じるタイプで粘着質なもんで、その後の人生でも折に触れてはこの番組を思い出して、今頃火星の都市はどれだけ発展しているんだろう、今はどれだけの人が移住しているんだろう、と思っていたもんです。  その後随分たってからビートたけしの年末超常現象スペシャルで『第三の選択』がフェイクドキュメンタリーだったんだよ!!ということを知ってな……、なんだってえ~~~~~~!!と本当に驚いたもんです。    ノンフィクションの形態でフィクションを書いて読者を騙した矢追純一とは、本当にひどい悪人です。フィクションならフィクションとして書いてほしいものです。  逆に言うと、フィクションとしては非常によくできた面白い作品です。    私は矢追さんの『「第三の選択」の謎―宇宙への人類移送計画は真実か?!』も読んだことあります。それはフェイクドキュメンタリーだと知る前でした。本の中で、日本で一度深夜帯で放送予定だったがなぜか突然放送中止になったとか、ある都市ではなぜか放送されたとか、その証言をインタビューに行く話などが載っていて、非常に興奮しました。こういった記述もフィクションだったとは、芸が細かい。  本書『戦慄のMARS(マルス)計画』の中でも、アメリカの情報提供者から秘密裡に証言を聞くシーンが真柏性を持って描かれていて恐怖感を高めています。    しかしよく考えると、地球が住みにくくなったから火星に移住するなんて、非現実的ではないでしょうか。いくら何でも火星なんかより地球の方が住みやすいに決まっています。  米ソが宇宙人からUFOなどの技術提供を受けているというのも変です。もしそれが本当なら、アメリカはイラクやアフガニスタンで圧倒的に短期間で勝っているはずだし、ソ連(ロシア)もウクライナで苦戦していないはずです。    私は信じやすい、特に悪いことは信じやすい人間です。『第三の選択』もノストラダムスの大予言も惑星直列や惑星グランドクロスやポールシフトを始め、あらゆる人類滅亡予言を信じていました。そのため、どうせ長くは生きられないんだからと将来設計は無しだったのです。  しかし50を過ぎた今、なぜか生き続けています。こんなに長生きするとは思ってもいなかった。今頃になってようやくこういった与太話を信じることのバカさ加減を実感しつつあります。  ただし、本書で警告されていた気候変動については現在では現実化しており、その件については先見の明はあったと思います。  さて21世紀の人類は気候変動やオゾン層破壊に対してどう選択するのでしょうか。 SF KidなWeblog 【MARS計画 人類火星移送プロジェクト】は温暖化への警告でもあった!!【第三の選択】   https://sfkid.seesaa.net/article/489733319.html

Posted by ブクログ