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1990年代の日本 PHP文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | PHP研究所/ |
発売年月日 | 1987/10/15 |
JAN | 9784569261263 |
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1990年代の日本
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日本人という「民族の履歴書」として書かれた本で、著者の日本精神史についての主要な考え方がコンパクトに語られています。著者の本でたびたび取り上げられている、鈴木正三、石田梅岩、あるいは渋沢栄一らの勤労思想が簡潔に説明されており、他の本よりも読みやすいのではないかと思います。 また...
日本人という「民族の履歴書」として書かれた本で、著者の日本精神史についての主要な考え方がコンパクトに語られています。著者の本でたびたび取り上げられている、鈴木正三、石田梅岩、あるいは渋沢栄一らの勤労思想が簡潔に説明されており、他の本よりも読みやすいのではないかと思います。 また本書では、昭和精神史の十五年周期説という仮説に基づいて、1990年代の日本が直面することになる課題についても論じられています。 著者の本には教えられるところも多いのですが、日本の民族性・国民性といったところに議論を回収していくことには、やや疑問を感じます。日本精神史という問題設定には、民族性・国民性がどのように形成され、あるいは日本人自身の自己理解として通用するようになっていったのかという問題にまで煮詰めていくことが必要だと考えます。そうした自己反省を通して、アクチュアルな状況へと自らを開いていく態度が生まれるのではないでしょうか。
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