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日本本土決戦 昭和20年11月、米軍皇土へ侵攻す! 光文社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 光文社/ |
発売年月日 | 1986/08/20 |
JAN | 9784334703929 |
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日本本土決戦
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商品レビュー
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2件のお客様レビュー
架空戦記「もしも…」の恐ろしさ。
出版された当時ですから、もうスゴ~く昔になりますが、著者の作品を貪るように読んだ時期が有りました。 あの当時は「架空戦記」が流行して、敢えて名前は書きませんが、奇想天外どころか子供の想像の世界に近いくらい、書き手に都合の良い筋立ての、実際の戦闘能力の検証も何もせず漫画みたいに「...
出版された当時ですから、もうスゴ~く昔になりますが、著者の作品を貪るように読んだ時期が有りました。 あの当時は「架空戦記」が流行して、敢えて名前は書きませんが、奇想天外どころか子供の想像の世界に近いくらい、書き手に都合の良い筋立ての、実際の戦闘能力の検証も何もせず漫画みたいに「超兵器」が暴れ回るような、薄っぺらい小説を書く作家が氾濫していました。 しかしながら、それらとは一線を画した本当の意味での「架空戦記」を書けていたのは、あの当時では檜山先生しか居なかったと思います。 そんな著者が「もしもアメリカが原爆を使わずに、日本への本土上陸作戦を行っていたら…」と言う想定の元に、この物語は始まります。 日本国民が文字通り「全員死ぬ気」で戦ったら、このような凄惨な悲劇に成っていたかもしれないと思うと、正直フィクションだと分かっていても、切なくて悲しい気分に成りました。 ただ一つ、著者の設定と実際の当時の想定が異なっていたのは、米軍は関東地方からではなく、九州地方から上陸してくる想定だったという点だけです。実際に御前会議では「本土決戦は九州から迎え撃つ」と言う裁可まで行われていたそうです。 もしも本当に起こっていたと想像すると、背筋の凍るような話ですよね…。
左衛門佐
15.03.20読了、もしも原爆完成が遅れ本土決戦になったら、という歴史フィクション。戦争や平和を考える上で「もしも、」のストーリーを知るには良い一冊かも。
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