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宇宙家族ノベヤマ(1) ビッグC
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2007/02/28 |
JAN | 9784091810892 |
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宇宙家族ノベヤマ(1)
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商品レビュー
4.5
4件のお客様レビュー
ナンボッゴの話(利他主義と攻撃性、集団選択、宗教の役割等)は『宗教を生みだす本能 ―進化論からみたヒトと信仰』にあったなぁ。異文化コミュニケーションについて短い中で良くまとめられていると思う。世界平和を実現するには?教育漫画としても優れているのでは。
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メッセンジャーと呼ばれる特定パターンの遺伝子を持つ人間が、宇宙の先進文明が属する同盟星を順に周り、地球人として自分が成すべきことを見つける話。 地球人の文明が一定レベルに達し、メッセンジャー遺伝子と呼ばれるパターンの遺伝子を特定でき、宇宙の先進文明が発する電波を解析・解読で...
メッセンジャーと呼ばれる特定パターンの遺伝子を持つ人間が、宇宙の先進文明が属する同盟星を順に周り、地球人として自分が成すべきことを見つける話。 地球人の文明が一定レベルに達し、メッセンジャー遺伝子と呼ばれるパターンの遺伝子を特定でき、宇宙の先進文明が発する電波を解析・解読できるようになったという想定。野辺山翔太という子供にメッセンジャー遺伝子があることが分かり、国家の要請により家族で宇宙の先進文明を回らないといけなくなった野辺山父が主人公。翔太はキーパーソンに過ぎない。 野辺山父は、メッセンジャーとは何なのかに答えを出し、宇宙の先進文明の脳みその限界を理解した上で、地球人として何ができるのか、メッセンジャーに極めて近いパターンの遺伝子を持つ人間としてどうすべきかに答えを出し、地球に帰る。 彼が出した答えは、古くからあるSF的な考え方に、利己的な遺伝子を引っ付けたような感じかな。人道的・道徳的に見て妥当な方向に進化してほしいという作者の考えの表れなのだろうか。 現在地球人の科学力が、星を消せるレベルに近付きつつあるため、「科学者は倫理観を持つべき」「星を破壊できるほどの科学力を正しく使わなければいけない」といった類のことが、専門家だけでなく一般人の間でも考えられるようになってきている。 俺個人としては、最先端科学は倫理観を持っていない方が早く極限に到達できると思っているので、あまり「倫理観」とか「正しく」とか考えたことない。むしろ科学力でビッグバンを再現できるほうがすごいとか考えるが、あまり一般的には受け入れられないだろう。 宇宙人の存在とかは信じたいが見たことがないため、信じようがない。SF的にはおもしろいので、お話の中でそういう話がでるのは歓迎だがw 宇宙人の話より、地球人の方がむしろ問題だろう。種族が違うだけで戦争になるとかいった類のことだ。俺個人としては、人間が2人いたら殺し合いになるのは普通のことだと思っているので、そもそも解決できる問題とは考えていない。 進化により、脳の構造が進化し、理性が感情を制御しやすくなれば無理ではないが、今までの延長にある話ではない気がする。経済が国家を、というか利益が国家を動かしているが、それは感情ではなく理性であるため、理性が発達するほど自己の利益を獲得する巧妙な方法が編み出されていくだけだろうから。 俺の脳みそで考えると、最も現実的な平和は、公平な独裁者によってしか生み出せないと考える。その辺は宇宙人と同じだ。
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2014/09/24再読。 密度の濃さ。全く色褪せない普遍性。 2007/03/01 個人的には今最も過小評価されていると感じる漫画家、岡崎二郎の最新作。 もっと人に知って欲しいとは思うが、反面「バカに見つかって」アニメ化、ドラマ化なんかされてぶち壊しにされるのも怖い。
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