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2009/06/09

比較的明るい作風の乱れた浮気と相姦の絵巻

2つの愛人物語が交差する全9話。主人公はメインの【祐也】とサブ【たかし】の2人。 祐也:友人(悟)の母【由貴子】(第1・3話)→担任教室【みづえ】(第3・8・最終話)→教頭【持田】(第6・7・最終話) たかし:実母【光枝】(第2・4話)→【由貴子】(第5話) ...

2つの愛人物語が交差する全9話。主人公はメインの【祐也】とサブ【たかし】の2人。 祐也:友人(悟)の母【由貴子】(第1・3話)→担任教室【みづえ】(第3・8・最終話)→教頭【持田】(第6・7・最終話) たかし:実母【光枝】(第2・4話)→【由貴子】(第5話) 物語が「母編」と言える前半と「先生編」の後半に別れており、由貴子や光枝の登場は第5話まで。そして「祐也&由貴子」と「たかし&光枝」の各ペアに接点は無いが、ある理由で由貴子のことを知ったたかしが第5話で由貴子と交わる。しかし、たかしのストーリーはここで終わる。後半の「先生編」では第3話で新たな愛人となったみづえと、当初より関係があった持田とのストーリーになり、教室での祐也と持田の密戯に出くわしたクラスメイトを交えた3Pや、みづえに想いを寄せる別のクラスメイトのヒデトが加わる乱交プレイがあったりする。他にも第1話で由貴子に会うだけのために出てくるクラスメイトの悟や、第2話冒頭で光枝と交わる夫(たかしの父)などの脇役が多く、正直なところストーリー全体の纏まりには欠けている。そもそも前半と後半でヒロインが総入れ替えだし、第1話と最終話では別の物語のようですらある。あとがきによれば、はじめは人妻(由貴子)とママ(光枝)だけでも良かったつもりが途中から先生も追加しようと思い至ったらしいので、話の統一感を割り切って読めば、作者お得意の艶めかしい情交シーンがてんこ盛りのいやらしさに溢れた作品となり、これはこれで良いことにしたい。ちなみに光枝には放尿が2回あり、大きい方の思わぬ粗相もある排泄担当を兼ねているようである。特別付録のCDは本作を忠実に再現しているが、正直長過ぎると思った。

DSK

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