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青い空を白い雲がかけてった(1) チャンピオンC
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青い空を白い雲がかけてった(1) チャンピオンC

あすなひろし(著者)

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青い空を白い雲がかけてった(1) チャンピオンC

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 秋田書店
発売年月日 1978/06/10
JAN 9784253035224

青い空を白い雲がかけてった(1)

¥330

商品レビュー

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2018/10/15

“リリカル”の一言に尽きる。今こういう漫画描く人っていないだろうな(少女漫画以外で)。他の作品も探してみよう。 ----- ネット検索をしていてたまたま、あすなひろしが亡くなっていたのを知った。ショック…。古本屋で探そう。「風と海とサブ」2巻はわざわざヤフーオークションで入手...

“リリカル”の一言に尽きる。今こういう漫画描く人っていないだろうな(少女漫画以外で)。他の作品も探してみよう。 ----- ネット検索をしていてたまたま、あすなひろしが亡くなっていたのを知った。ショック…。古本屋で探そう。「風と海とサブ」2巻はわざわざヤフーオークションで入手したんだよなあ。朝日ソノラマからでていた短編集も持っていたけど処分しちゃったんだっけ? だとしたらもったいないことをしてしまったな。実家に行ったときに探そう。 思わず昨日家に帰ってから「青空白雲」全巻読み返してしまった。小学生のときはごく普通におもしろいマンガだなーと思って読んでいたが、大人になってから読み返して「ああ、こんなに素晴らしい作品だったんだ。こんなマンガを小学生のときに好きだったオレってエライ!」と思えるような傑作である。こういう作品が少年漫画雑誌に載っていたというのも当時の少年チャンピオンのすごいところ。少女漫画ではなくてこれほどリリカルな作品ってもう出てこないのかなー? とくに三人目のリョウ(女の子)がでてくる話のラストとタマがいなくなってしまう話が非常によい。涙が出た。 今読んでみると、少年マンガなのに大人たちのセリフがけっこう深いものが多い。 ふと思ったが、片岡義男の一連の少年ものをあすなひろしが描いたらさぞかしぴったりくるのでは? 「私とキャッチボールをしてください」とか「ベーゴマの小説を書く」のなかで構想される少年のひと夏のストーリーなどは抜群にあいそう。 追悼公式サイトhttp://www.dd.iij4u.or.jp/~takahasi/asuna/asnidx.htmものぞいてみたが復刊なども視野に入れていて期待したい。何か書き込んでみようか。20020920 再読日 19991106 20020920

Posted by ブクログ

2007/01/20

ゆうもあマンガ部((ありません。))の吹留さんに貸していただいてるたくさんのマンガのなかの1冊。 「comic新現実」のあすなひろし特集を読んだのを知って、いろいろかしていただいています。 自分の本だけで、けっこアップアップしているので、なかなか、読んだり、感想が出せなくて申し...

ゆうもあマンガ部((ありません。))の吹留さんに貸していただいてるたくさんのマンガのなかの1冊。 「comic新現実」のあすなひろし特集を読んだのを知って、いろいろかしていただいています。 自分の本だけで、けっこアップアップしているので、なかなか、読んだり、感想が出せなくて申し訳がないです。 たくさん貸していただいたあすなひろしのマンガのなかで、唯一タイトルにピンときたのが、この「青い空を、白い雲がかけていった」でした。 ……、このマンガは、知ってるかも。 昔は、コミックの新陳代謝も今ほどは激しくなくて、けっこう数年前のコミックスが、ずっと本屋さんに並んでたりしました。 小学生時代、わたしは、それを端から立ち読みしていくという時間を過ごしてました。 チャンピオン・コミックスなら、「750ライダー」や、「すくらっぷ・ぶっく」の近くにきっとあって、出会ったことがあったかもしれません。 微かに、登場人物のメガネの先生を覚えている気がします。 もっとも、この物語を受け止めるには、小学生では無理だったようで、それ以外の印象はまったくないのですが。 パターンにはめた物語。 主人公の名前は、ツトム。どこに出もいるような、毒にも薬にもならない普通の中学生。でも、 普通の中学生が、のほほんと生きているわけではなく、なんなわなしに、毎日の生活にユーウツを感じている。 転校生は、いつでも、リョウという名前を持っている。なぜかいつも、主人公のツトムの席のとなりに座ることになる(笑) ツトムは、リョウをうらやましがるのだが、リョウだって、それぞれいろいろなものを抱えていることをやがて知る。 そういう物語を、幼なじみの女の子や、番長、メガネの女教師などのメインキャラクターを中心に物語っていく。 でも、パターンが、繰り返しではないんです。 お約束を繰り返すように見せながら、お話を重ねるごとに、少しずつツトムも、成長していきます。 こういう話を今作れるマンガ家や、作家を、わたしはちょっと知らない。 もちろん、この時代だからこそのマンガかもしれないのですが。 そして、目線も、思春期の男の子ツトムだけではなく、幼なじみの女の子、メガネの先生と、すごくいろんな角度からの目線が考えられています。 今のわたしなら、年齢的なものもあるのかもしれませんが、先生にものすごく惹かれます。 この人、思春期の主人公からは、ヒステリーとか言われているのですが、ものすごくいい、生き生きしたキャラクターなのです。 多分、かいてた作者の視線も、この先生の目線あたりだったんではないかと思います。 こんなふうに、ゆっくり大人になっていく時間が、今、とれているだろうか?

Posted by ブクログ

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