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ドカベン(35) チャンピオンC
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ドカベン(35) チャンピオンC

水島新司(著者)

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ドカベン(35) チャンピオンC

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 秋田書店
発売年月日 1979/01/01
JAN 9784253030977

ドカベン(35)

¥330

商品レビュー

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2012/03/24
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〓中学高校時代に友達と回し読みしていた週刊チャンピオン。次の金曜日が待ち遠しかった頃のドカベン全盛期、ドカベン文学?の頂点を極めた1冊。 〓ドカベン第35巻 夏の甲子園、神奈川県予選。気温36度。 夏春の二連覇を果たした明訓高校の相手は、隻眼の投手・不知火守が率いる白新学院。 ハエが止まる超スローボールを武器に、山田太郎ら明訓打線を完璧に封印。無敗・明訓は大苦戦。 〓勝負を決めたのは十回表、明訓高校の攻撃。 一死満塁の場面で五番打者・微笑三太郎がスクイズに失敗。内野に打ち上がった飛球を捕らえた不知火は一塁に送球。 進塁しようと飛び出していた一塁走者・山田は戻れず、ダブルプレー。 無得点のままスリーアウト・チェンジかと思いきや… 〓「えっ!これで得点が認められるの?」 野球規則の盲点をついた半ば偶発的なプレーが勝敗を分けた、明訓高校野球部史上最高の名勝負。 規則はきちんと読まなあかん! 〓火曜夜9時から ストロベリーナイト 主人公達の明訓高校と好投手・不知火守を擁する白新高校との夏の甲子園の神奈川県予選大会三回戦で描かれた。 得点は0-0のまま延長戦に突入。10回表、明訓の攻撃。一死満塁で打者は微笑三太郎。 微笑はスクイズプレイを試みるが、投手前に小フライとなってしまう。白新の投手・不知火がこれを飛びついて捕球、微笑がアウト(二死)。 三塁走者・岩鬼正美はスタートを切っており、リタッチしないまま本塁に滑り込む。 一塁走者の山田太郎も離塁していたので、不知火は迷わず一塁へ送球。一塁手が一塁に触球し、山田がアウト(三死)。ダブルプレイが成立。 第3アウトが宣告されたので、白新ナインは全員ベンチへと引き上げた。 この時、第3アウトはフォースプレイによるものではないため、第3アウト成立以前に成立した得点は有効である。岩鬼は第3アウト成立前に本塁に到達しているので、この走塁による得点は認められる(作中ではこのあたりのルールについてあまり明示的な説明がない)。 ところが、岩鬼は三塁へのリタッチを行っていなかったため、白新側は第3アウト成立後であっても審判員に対して彼の離塁が早かったことをアピールし、岩鬼を三塁でアウト(第4アウト)にすることで、第3アウトを置き換えて彼の得点を無効にすることができた。しかし、得点が認められることに気付かなかった白新はこれを行わず、更に投手と内野手全員がファウルラインを越えてベンチへ引き上げてしまったことでアピール権も喪失してしまった。 結果として岩鬼の得点は認められ、明訓に1点が入った。記録は微笑の投手フライと山田の一塁アウト(併殺)の間に岩鬼が本塁に生還したという扱いで、微笑に犠打は記録されない。 なお、試合はこの1点を守った明訓が1-0で勝利した。

Posted by ブクログ

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