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サバイバル(ワイド版)(1) SPC
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | リイド社 |
発売年月日 | 1994/08/06 |
JAN | 9784845802982 |
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サバイバル(ワイド版)(1)
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商品レビュー
4
4件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
1巻から6巻の感想 今まで全部通して読んだことはなく、ちょいちょい読んでいたのだが、改めて通しで読んでみた。かなり昔の漫画だし、画のタッチも古いのだが、冒頭からエンディングまで一気に引きこまれてあっという間に読了した。サトルとアキコがSEXするシーンは雑誌掲載時にはそのまま載せていたらしいが、単行本では蝶の交尾シーンに置き換えられているらしく、そこは残念だった(ひとつの表現としての作者の意向が読者である自分に届くことがなかったということ)。なにより無人島を出て行く前に少年が男になるということに大きな意味があると思ったからだ。それをわけのわからない蝶蝶のシーンに置き換えられてしまったことが残念で仕方ない。 この作品はサバイバルというタイトルだが、現代社会の人間が無人島でサバイバルをするのではなく、現代社会の人間(サトル)が原始生活に立ち返り、文明生活の恩恵を(読者である我々が)再確認することに最も意義がある。いくつかサバイバル術が紹介されているが、それはあくまで現在の文明の利器を使用する生活との対比だ。寝床の確保、食料の確保、冬を越すための準備、鼠やゴキブリとの戦い、病気などなど。先人がどれだけの苦労をして文明を築き上げたのか、今自分が歴史の上に、先人が築き上げたものの上にたっているということを教えてくれる。 自分は医者嫌いで病院に行って高い金を払うことが嫌で仕方なかったのだが、お金を払うだけで自分の健康問題が解決するなんてなんて安いことだ。と思うようになった。ちょっとした風邪でも原始生活では生命に関わる。原始人が夢にまで描いた世界が現代なのだろう。もちろん現代も問題だらけで、暗い影の部分ばかり見てしまいがちだけど、影の中にもかならず光はあるものだと、恵まれている部分を再認識する。それは原始生活でも同じで、サトルはどんな困難な状況に陥っても前を向いて立ち向かっていく。昨今のポジティブ崇拝とは違う、真に問題を受け止めそれを解決していこうという姿勢は、見習うべきものがある。 一つ要望を言えば、最後のシーンだろう。これは読んだ人なら誰もが思うはず。「これで終わりかよ?!」と。家族との再会を夢見て旅をしてきた少年の物語の結末は、ハッピーエンドかバッドエンドなのか、結果は ハッピーエンドのやや手前。もしくはバッドエンドのやや手前。なんやねん。なぜ再会のシーンを描かなかったのだろうか?姉と母は死んでしまったのだろうか?モヤモヤが残る終わり方だ。それも作者の意向?なんだろうけど長い漫画読んだ読者に対してエンディングをお預けにするのはあんまりだよ。。つまり自分のこの漫画に対する要望をまとめると、SEXシーンをちゃんと描写してハッピーエンドで終わらせろ!ってことか。我ながら考え方がアメリカナイズされているなあ。。それを抜かせば、個人的には「火の鳥」「寄生獣」と並べてもいいくらいの名作だと思う。
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ここまで酷い転変地位の話だとは思ってませんでした 主人公はたった一人になって生きる事への バイタリティーがありすぎな気もしますが 私なら寒さでやられますね
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中学生の頃本屋で見て「分厚い漫画だな~」と思ったら叔父さんちにあったので読破。とても勉強になりました。ただ中学生の自分には内容が重すぎて何度か挫折しそうになりましたが。 今読んだらまた違う印象を持つんだろうなぁ。
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