ナイトキャップ 花音CWhen a man loves man series3

新田祐克(著者)

• 販売会社／発売会社: 芳文社
• 発売年月日: 2000/10/30
• JAN: 9784832281387

商品レビュー

2013/11/10

（あらすじ）新宿歌舞伎町に君臨し、他の追随を許さぬナンバーワンホスト・岩城京介は、夜の路上でまるで宝石の原石のような魔性の美しさを秘めた少年・香藤と出会う。どこか屈折した香藤がホストになる決意を示した日、岩城は「鷹秋亮」の名を贈った。
二人の物語は…ここから始まった ――。珠玉のサイドストーリー剣崎と石井編を同時収録した「男が男を愛する時」シリーズ最新作！！
（感想）やっぱりこの作家さんの作画は苦手・・・。ストーリーは△

2013/04/07

シリーズ４冊目。 岩城と鷹秋の出逢い編。 あぁ、岩城は鷹秋にこんなに傷つけられていたんだ…と読んで思い出した(´・ω・`)
新田さんの漫画は本当にストーリーが凄くシッカリしてる。 キャラもブレないけど、物語という土台あってこその安定感だよなぁ。

身ひとつで新宿をさ迷っていた鷹秋を拾い、文字通りホストとして一から育て上げた岩城。 この頃の鷹秋は初々しくて可愛い(笑) でも根っこは変わらないんだ。 長年ホストやっててもスレない稀少な人。
岩城は若かったんだな〜って思った。 傷つけられたから傷つけ返すしか思い付かないとか。 傲慢で酷い男。
この巻を読んでから現在の２人をみると切ない。 何が正しいとかじゃなく、もっと違う別れ方をしていたら…２人はどうなってたのかな。

そして収録の『Teppen』は、お気に入りの剣崎＆石井の高校時代の話。 前巻の新川からこの巻までで、５人のバックボーンが描かれた事により物語の厚みが増した気がする。
しかし、剣崎はもっと石井を大切にした方がイイよ(笑)

2012/11/06

男が男を愛する時シリーズ

新宿のホストクラブでNo.１の岩城。何もかも手に入れてこれといった楽しみが無かった時拾った男をホストとして育て上げることに…。

岩城と鷹秋の出会い。屈折してる岩城の内面が描かれた作品。鷹秋はやっぱり素直なんだなと。

同時収録の「Teppen」で剣崎と石井の高校生時代を描き、これで何となく５人のバックボーンが分かった感じかな。

新田さんの絵の何が上手いのかなと思って見てたけど、デッサン力は当然ながら背景や洋服の描き方が上手いのよね。
キャラが魅力的なのは当然であって、背景まできちんと描ける人が素晴らしいと思う。テーブルに映った反射した影とか、細かい描写まで丁寧に描くのがね、マンガに奥行きを持たせていると思う。