ベッドの上の天国 b-BOY C

野守美奈(著者)

• 販売会社／発売会社: ビブロス
• 発売年月日: 2006/01/10
• JAN: 9784835218465

商品レビュー

2010/04/17

表題作「ベッドの上の天国」
〔あらすじ〕
同じゲーム会社に勤める波多と保科。
家を出たい保科と同居人が出て行ってしまい家賃が倍になり
新しい同居人を探している波多。
そこで波多と保科はの波多のマンションで試しに同居することになる。
波多は添寝をしてもらわないと眠れない。
毎晩保科のベッドに潜り込む。
でもそれが保科にとってどんなに苦しいかなんて
波多は気づいていなくて…。

波多はノンケだとして、保科って…？
まぁそれはいいとして、なんだか可愛い２人でほんわかとして
あったかい気持ちになれるマンガだね。

同時収録
「君のやさしい手」
親の借金が膨らみ、恋人には愛想を尽かされ
逃げ出しホームレスとなった男と少年との恋のお話し。
最後まで２人の名前が出てこないんだけど
少年が男に目覚める初恋の切なさがいい。

「完全無欠の恋人」
仕事は出来るがホモとばれて左遷されてきた榊部長と
そんな榊に唯一普通に接する部下の藤崎のお話し。

榊のカンペキさが憎たらしいけど、藤崎の素直さが可愛い♪

「遠い空の国」
幼馴染で恋人同士の武智と藤原。
同じ高校の３年生が男同士で愛し合っているのがバレて停学となる。
お互いの母親にも二人の関係がばれているようで…
２人は駆け落ちをしてしまう。

若い２人では、どうにも出来ないことがあるって感じで
とっても切ない。
でも最後に、希望が残る終わり方をしていてよいかも。

「家族になろうよ」
お隣同士のホモの須藤と名倉親子のお話し。
名倉は須藤がホモと知って安心する。
小学生の娘に危険がない男だから。
須藤は名倉に、名倉は自分の娘に恋をする。

父親ってそんなもの？
須藤が自分のことを「押しかけ女房」って言ってるけど
どちらかというと受は名倉だから女房では？
うん？家事をするのが須藤だから？