ピルグリム・イェーガー(4) ヤングキングC

伊藤真美(著者)

• 販売会社／発売会社: 少年画報社
• 発売年月日: 2004/10/27
• JAN: 9784785924775

商品レビュー

2011/05/27

鶏の悪霊の元を断つために教会に乗り込むアデールとカーリン。
生への祈りと死への祈り――二つが織り成す言葉もまた、人間としての、尊厳の姿ではないだろうか。
前巻に続き、“ういきょうの茎”が生み出す煉獄の炎の浄化の描写に惹かれるものがある。

各人が正しさを求め、思惑が交差する。
〈三十枚の銀貨〉がナポリに集結し、いよいよ運命の輪が閉じ、動き出す。

2007/04/08

沖方丁先生原作　伊藤真美先生画　コミック 第4巻。
“鶏”を消し去るためアデールとカーリンはその力を行使する。“鶏”の魔性を灼いたとき、ある意味での狼煙が上がったかのように、銀貨達が街に集う。

この巻で戦いの最中、2人が真逆の祈りを唱えるのが印象的。けれど2人の絆は引き裂かれ得ないような信頼を感じました。

2004/11/08

伊藤真美さんの中世宗教漫画．カーリンとアデールは悪魔憑きの鶏の発生源である教会に忍び込む．アデールは自分の正しさに神を感じて．それは異教と知りながらも．．．新たな出会いと分かれ．銀貨は街に結集し、新たな展開となる．