1,800円以上の注文で送料無料

サイボーグ009(愛蔵版)(28) Shotaro world
  • 中古
  • コミック
  • メディアファクトリー

サイボーグ009(愛蔵版)(28) Shotaro world

石ノ森章太郎(著者)

追加する に追加する

サイボーグ009(愛蔵版)(28) Shotaro world

定価 ¥1,045

660 定価より385円(36%)おトク

獲得ポイント6P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 メディアファクトリー
発売年月日 2000/03/29
JAN 9784840100489

サイボーグ009(愛蔵版)(28)

¥660

商品レビュー

5

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2014/08/18

最終巻。 2014年現在から50年前の漫画。最新の話でも30年前の漫画、である。その当時を思うと、どれだけ新しい世界とアイディアを描いていたのかと思う。 初期のコマ割りやアクションシーンなどは、流石に古き良き漫画であって、最近の漫画の方が長じていると感じる。 しかしながら壮大...

最終巻。 2014年現在から50年前の漫画。最新の話でも30年前の漫画、である。その当時を思うと、どれだけ新しい世界とアイディアを描いていたのかと思う。 初期のコマ割りやアクションシーンなどは、流石に古き良き漫画であって、最近の漫画の方が長じていると感じる。 しかしながら壮大なお話や、緻密な取材とアイディア、精巧な画は、今の多くの漫画よりも遥かに上の次元にある。 ふた昔ほど前、小学校高学年か中学校の頃に、誕生編~ベトナム編あたりを読んだと思うのだが、とにかく暗くて怖かったという印象がある。連載当時の子供たちもやはり怖かったのだろうか? 初期からして、子供たちの夢見るサイボーグが活躍する活劇ではなく、改造「人間」たちが苦悩し、戦う様を描いていた。 009は巻が進むと、本編となるメインの長編ではなく、オムニバス的な短編が増えてくる。 個人的にはこの短編たちの方が本編よりも好みで、一つ一つの話に明確にテーマが込められていて、非常に考えさせられるものばかりになっている。本編には初期から「反戦」が明確に存在していたが、短編の多種多様なテーゼと作者の圧倒的な画には、とても偉大な力を感じる。どれもが永遠に語られ、考え続けられるようなものばかりだ。 しかしどのテーマも、根底に流れているのは結局のところ「愛」なのだ。 できれば、長編だけではなく、それらの素晴らしいオムニバスも読んで戴きたい。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す

関連商品

最近チェックした商品