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夏に水着の作品を読もうと買いあさった内の一冊。 表題作以外にも１０編収録した短めの短編が集まったモノ。 一貫した世界観やテーマがあるわけではない。 成年マークこそないものの、すべての作品に性描写が含まれ限りなくエロマンガに近いお色気作品。 ちゃんとオチがあったり、伏線の...
夏に水着の作品を読もうと買いあさった内の一冊。 表題作以外にも１０編収録した短めの短編が集まったモノ。 一貫した世界観やテーマがあるわけではない。 成年マークこそないものの、すべての作品に性描写が含まれ限りなくエロマンガに近いお色気作品。 ちゃんとオチがあったり、伏線のしっかりした物語の構造があったりする辺りに、純粋なエロマンガとの違いを打ち立てているのかもしれない。 まぁしっかりしたオチがあったり、伏線の活きたエロマンガも沢山あるけどね。 積極的な女性が多く、男性は労力少なく性行為に至る流れのモノが多い印象。 まぁ男性読者の視点で考えれば、自分を投影するなら楽して行為に至れた方が嬉しいという部分もあるのだろう。 物語的には、課長の情婦枠と蔑まれていた主人公が･･･の「どっちが大切？」の構造がお気に入り。 「彼女が来る前に…」の構造も面白かった。 この手の作品は、性描写にかまけて本筋が雑なモノも少なくない中、丁寧なストーリー構築が面白かった。 絵柄も好みだったし。
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