ゴースト・ライダー(1) マーヴルスーパーC

アンソロジー(著者)

• 販売会社／発売会社: 小学館
• 発売年月日: 1995/03/01
• JAN: 9784796840514

商品レビュー

2024/01/25

読む前は勝手にジョニー・ブレイズ(初代)が
ゴーストライダーになる話だと
思っていたらまさかの二代目！
ダニエル・ケッチが主人公の話だった！

知識として4,5人おるのは知ってたけど
2人目のダニエル・ケッチは全然知らなかったので
これは読んでいて楽しい！

"ライダー"ということもあり
誰かを助けたい！けど
変身すると自分が自分じゃなくなる
制御したい！でもまだできない
変身はもうやめよう、、
けどまた誰か助けを呼んでいる
僕が助けなくちゃ！みたいな感じが
何かどことなく仮面ライダーにありそうな(?)
雰囲気を感じる。好き。
(↑僕だけかなw)

軽いあらすじとしては
主人公ダンと姉が2人で出かけていて
深夜に墓地を通りがかる
そこでギャングの抗争に巻き込まれ
姉が重症を負ってしまう
なんとかしないとと焦るダン
偶然近くにあったバイクの
ガソリンタンクが光っていて
そこに触れると
ダンは復讐の精霊ゴーストライダーに変身！！

重症の姉は目を覚ますのか？！
ゴーストライダーとなったダンに
待ち受ける運命とは？！

その一夜をキッカケに
ダンの人生は大きな転機を迎える！

って感じのお話！
やっぱ90年代のコミックは
絵が個人的に好きなのもあって
めっちゃ楽しいなぁ！

小学館プロダクションから
1~3巻まで出てます！
気になる方は是非読んでみては
いかがでしょうか！

2018/08/16

1990年に開始したシリーズのゴーストライダーの邦訳作品。先に邦訳されたX-MENの客演だけでなく単独作品も邦訳された。X-MENの方で人気が出たのだろうか。
この時代のゴーストライダーは2代目ダニエル・ケッチに取りついている。できれば初代のころの話が読みたかった、とも思うのだが90年代当時の翻訳だし、90年代の作品が望ましかったのであろう。
展開的にはいまいち地味な印象。犯罪組織間の抗争に巻き込まれる少年少女たちの復讐に動く、というプロットは良いし、それをなすべきかどうなのかを迷うダニエルの姿も悪くない。ただ、その要素をどこまで引っ張ってしまうかによってこの雰囲気が決まる。容赦のなさがゴーストライダーの魅力であるならば、もっとそこに対しての思いが描かれていて欲しいものだ。