江口寿史JUMP WORKS(2) すすめ!!パイレーツ 1 愛蔵版

江口寿史(著者)

• 内容紹介: //付属品～CD-ROM付
• 販売会社／発売会社: 集英社インターナショナル
• 発売年月日: 2005/10/20
• JAN: 9784797620023

商品レビュー

2012/09/19

江口寿史JUMP WORKS (2)を読みました。期待せずに購入したのですが、期待以上の出来です。漫画自体の質が、非常に高いです。この作品の後期と比較すると、絵の質はあまり高くありません。また、キャラクター紹介が中心なので、ストーリも中途半端です。それでも、面白かったです。千葉マリーンズは、本来、千葉パイレーツになるはずでした。球団名変更の際、球団名を公募しました。第１位は、千葉パイレーツでした。当然、この球団名が、選ばれることはありませんでした。千葉の恥、セリーグのお荷物は、体裁が悪いです。そのとき、僕は、残念に思いました。江口先生のイラストが、千葉マリンスタジアムの一画を占める姿を想像するだけで楽しくなります。また、この本のいいところは、イラスト集、人物辞典、ＣＤ－ＲＯＭ、そして、河崎実監督の付録がついているところです。河崎実監督との対談では、その当時の肖像権の管理の緩さを指摘しています。ジャイアンツの選手に関しては、ジャイアンツと集英社の間で、一括して、自由に利用できる契約を結んでいたので、問題ありませんが、他の球団の肖像権を無視して、漫画を描いていたそうです。ハロルド作石先生の「ストッパー毒島」は、肖像権の問題のため、漫画を終了させています。最後に、長嶋千葉パイレーツ監督の「その後のパイレーツ」を描いてみたいそうです。富士一平が、現役にしがみついているそうです。是非、読んでみたいです。