チョコレート・キス(シャレード)(1) シャレードブックスC

依田沙江美(著者)

• 販売会社／発売会社: 二見書房
• 発売年月日: 1998/02/04
• JAN: 9784576971735

商品レビュー

2012/01/02

ここにきて依田節が分かる。

[ゴロー]

名門私立男子校に転校してきた伸哉が一番最初に出会ったのが「委員長」の油野怜一郎。ある事をきっかけに２人の仲は一歩進展。伸哉が学校生活になじんだ頃、生徒会執行部が油野を次期会長に擁立しようと伸哉まで巻き込んでの勧誘を始めるが――。

『よろめき番長』でハマり、何作か依田作品を読んできましたが、ここにきてやっと依田節が分かって来たように思います。何だろう。良くも悪くも日常生活を丁寧に描き込む作風なんだな、と。『よろめき～』のようにそれがガッツリつぼにはまるものもあれば、この作品のようにただ時間が流れていく・・・と感じるものもあると言いますか。日常を描くだけに下手すると盛り上がりがない作品になってしまうんだなーと思いました。あと色んな人が出てきて少しわかりづらかった。それにしてもキス４回でOKだろ？・・・て油野早くないかー！？いや、付き合ってて部屋に行くならそういうもんか・・・！？まあある意味年相応にがっついてて無理がないと言えばそうなんだけど(^_^;)そして副会長の髪型がわずか数カ月で激変しておりました・・・。

2008/11/06

一冊目は優等生くんかと思ったら意外としたたかな委員長怜と、おっとり天然くんの伸哉のお話。
派手なストーリーもなければ、きれいな絵柄でもありませんが、委員長と伸哉が少しずつ仲良くなっていく過程が日常風景にさりげなく描かれていて、読み応えはあります。

委員長×伸哉のカップルがこのシリーズでは一番好き。

2005/05/07

私の中では結構珍しい学園モノ。
天然受だけど、伸哉は結構好き。
絵はわりとコマゴマした感じかな。ほんわか甘あまなお話。