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女帝の手記(5) たまゆら道鏡
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女帝の手記(5) たまゆら道鏡

里中満智子(著者)

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女帝の手記(5) たまゆら道鏡

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 読売新聞社
発売年月日 1992/06/01
JAN 9784643920451

女帝の手記(5)

¥330

商品レビュー

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2022/10/06

道鏡が、さわやかな好青年。 (本当は中年なのだけれど、そこは里中センセイ) 阿部内親王と道鏡の恋は 「なくよ坊さん平安京」のもととなったとされてきて わたしも、ずっと、とんでもない話だと思ってきた。 真意はともかく、ふたりとも、どうしようもないと。 でも、里中先生は、あとがきで...

道鏡が、さわやかな好青年。 (本当は中年なのだけれど、そこは里中センセイ) 阿部内親王と道鏡の恋は 「なくよ坊さん平安京」のもととなったとされてきて わたしも、ずっと、とんでもない話だと思ってきた。 真意はともかく、ふたりとも、どうしようもないと。 でも、里中先生は、あとがきで書かれている。 歴史は勝者の歴史、 つまり、この時代なら藤原氏に都合の良い歴史に すり替えられていたのではないか。 道鏡や阿部内親王の手蹟をみると、 道鏡は素直、内親王はまじめ・・・ とても、後世に言われているような人柄は思えない。 そのキャラクターを生かしたのが 本作の阿部内親王と道鏡だったのだ。 そうか、この視点は初めてだった。 歴史は、いつの世も勝者の歴史・・・ あらためて肝に銘じなければ。 5巻は正直、ネームが多くて読みにくい・・・ すんません。 ★3に減点しました。

Posted by ブクログ

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