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いばらの王(1) ビームC
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いばらの王(1) ビームC

岩原裕二(著者)

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いばらの王(1) ビームC

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 エンターブレイン
発売年月日 2003/03/31
JAN 9784757713802

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商品レビュー

3.9

37件のお客様レビュー

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2020/06/16

石化する病気を治療するため、選ばれた人々が古城の施設で冷凍睡眠に入るが、なぜか、途中で目覚めて、古城にはいばらが伝っており、得体の知れぬ怪物が潜む中、とりあえず、生き残った7人が古城からの脱出を目指すストーリー。 作者がアメコミ好きということで、絵柄や構図に、その感じが見受けら...

石化する病気を治療するため、選ばれた人々が古城の施設で冷凍睡眠に入るが、なぜか、途中で目覚めて、古城にはいばらが伝っており、得体の知れぬ怪物が潜む中、とりあえず、生き残った7人が古城からの脱出を目指すストーリー。 作者がアメコミ好きということで、絵柄や構図に、その感じが見受けられ迫力があり、謎の解明と同時に、いかに脱出するかといった、先が気になるストーリーも面白い。 また、コンプレックスと向き合う主人公「カスミ」の成長物語も兼ねており、こちらの展開も気になる。

Posted by ブクログ

2019/04/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

うむ。凄くこう、ゲーム的、というか、映画的な設定の漫画だなあ、と思いました。1巻を読んだ時点での感想ですが。 いきなり、謎だらけの状況にほっぽり出されて、何故に自分はこんな状況にいるのか?こっからサバイバルするにはどないしたらええんか?って感じ。 映画でいうなら、ヴィンチェンゾ・ナタリ監督の「CUBE」的感じかなあ、と。 ゲームでいうなら、主人公が逃げる事しかできない「バイオハザード」か「ディノ・クライシス」的感じかなあ、と。 作者の岩原さんは、前書き的文章で「ノリとしては低予算のハリウッド映画みたいな感じ」ということを言っておられましたが、これ、ガチで、低予算ではなく、結構な超大作的な感じで、ハリウッドで映画化したら、相当おもろいんちゃう?って思いましたね。 物語のプロット、相当しっかりしてると思います。脚本はバッチリ、って感じ。なら後は、監督の舵取りと、カメラワークと、CGと俳優さんの演技がツボにはまったら、相当におもろい大作映画になりそうだなあ、とかね、思いましたね。偉そうな言いかたでスミマセン、、、ですが。いやでも、絶対、おもろい映画、できそうだなあ~。邦画のイメージではないな。絶対、洋画で制作して欲しいなあ。 主人公含めた登場人物は、いきなりの茨と恐竜?みたいな怪獣に襲われる状況でもあり、絶海の孤島的な場所から脱出できるんか?的な状況でもあり、メデューサ病という致死の奇病に侵されていて、今にも病気が進行しつつある状況でもあり、いわば二重苦三重苦。うむ。パニック作品として、正しいてんやわんや状況。こっからどうするのよ!?という緊迫感はバッチリです。 登場人物のキャラも、ばっちり立っている。 メガネっ子の可愛い、守ってあげたいぜ!的存在の、健気な女の子主人公。 刺青やさぐれヤンチャ男前の、謎多きダークヒーロー的男。 気は優しくて力持ち、チームの和を大事にしたいぜ的黒人男性マッチョガイ。 自分中心俺がエライ。他人には常に文句と批判をモットーに的おっさん上院議員。 母親的な母性で男の子を守りたい病気の進行怖いよ女性&その女性とセット的ポジションの男の子。 ガリ勉タイプの線は細いよでもこういうキャラは重要だよねなメガネ君。 で、茨を操る?謎の不思議ちゃん少女。あと、恐竜?たくさん。 うーむ。物語の始まりとしての掴みはバッチリですね。 さーてこっから、どう話は展開していくのかなあ?物語の始まりを告げるには、素晴らしく見事な始まりの1巻、という感想です。

Posted by ブクログ

2017/08/25

体が石化する謎の伝染病が蔓延し人類は滅びに瀕した。 冷凍睡眠から目覚めたヒロイン・しずくの目に映ったのは蔦が生い茂り一変した世界。 一体自分が寝ている間に何が起きたのか? 世界はどうなったのか? 大切な人は無事なのか? 古城に監禁された面々はチームを組んで脱出を目指すのだが……...

体が石化する謎の伝染病が蔓延し人類は滅びに瀕した。 冷凍睡眠から目覚めたヒロイン・しずくの目に映ったのは蔦が生い茂り一変した世界。 一体自分が寝ている間に何が起きたのか? 世界はどうなったのか? 大切な人は無事なのか? 古城に監禁された面々はチームを組んで脱出を目指すのだが…… 異形の怪物。蔦。ゴシックな古城。 生き残った人々はそれぞれ異なる意見や価値観をもち対立、反目する。 母性的な女性、無邪気な子供、権威主義の傲慢な老人に知的な学者肌……人種も性格もばらけた面々が数多の障害を突破して脱出を目指そうというのだから一筋縄でいくはずない。外側から襲いくる脅威にも増して内側に潜む狂気が伝染し、裏切り者はだれかと疑惑が渦巻く様は息苦しい程。 絵も凄く魅力的。 特に女性の造形がフェティッシュかつコケティッシュ。 岩原さんの絵は女の子の丸みを帯びた体にそこはかとないエロスを感じさせる。 けっして過剰な露出ではないが、しずくが慄く表情や不安に怯える表情にはグッと訴えて掛けてくるものがある。 しずくと謎の男・マルコのじれったく初々しい関係にも注目。 粗暴なマルコを警戒していたしずくが、彼の叱咤を受けて次第に心を開いていく姿が本当に可愛くて萌える……! 人間関係の深まりや変化を丁寧に描写しながら、一方で容赦ない殺戮や恐怖を描くからこそ否応なく緊迫感が高まる。是非とも一気読みしてほしい作品。

Posted by ブクログ