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帰ッテキタせぇるすまん(2) マンサンC
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帰ッテキタせぇるすまん(2) マンサンC

藤子不二雄A(著者)

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帰ッテキタせぇるすまん(2) マンサンC

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 実業之日本社
発売年月日 2003/07/28
JAN 9784408167541

帰ッテキタせぇるすまん(2)

¥825

商品レビュー

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2021/08/14

続編というか、続いていたということを知って買ってみた。 どんな人物観察を繰り広げるのか期待していたのもあって、正直かなり期待外れだった。 喪黒福造のキャラが先にあるのではなく、心に隙間のあるひとが先にあって、このキャラクターが活きる。様々な隙間にどのように入り込むかが、もしかした...

続編というか、続いていたということを知って買ってみた。 どんな人物観察を繰り広げるのか期待していたのもあって、正直かなり期待外れだった。 喪黒福造のキャラが先にあるのではなく、心に隙間のあるひとが先にあって、このキャラクターが活きる。様々な隙間にどのように入り込むかが、もしかしたら自分にもそんな隙間があるかもという類似性を呼び起こすのではなかったのか。 ところが、今回はそうなっていない。おそらく、アニメの感触が思った以上に影響を与えたのと、連載サイドのわかりやすやというか、スキャンダラスな需要だったのかもしれない。 旅先等で作者が出会った出来事みたいな体をとっているようだが、それならば、喪黒福造でなくてもよかったのではないか。わざわざこのキャラクターを使って表現することだったのか。優れた人物観察と想像力の豊かさが、ひとの頑張って維持する生活の鎧を外すことへとつながるわけだが、旅先で出会ったというのでは、その生活を描くことがどうあっても難しい。キャラと企画ありきで描いたことがうかがえる。 喪黒福造が旅をするのではなく、何か旅をしているひとのそれぞれのひだがあって、そこに喪黒福造がぬるりと入り込んでいるから隙間を埋めるのであって、最初からこのキャラがいて、こんなひとがいましたでは、ただのパパラッチにしかならない。

Posted by ブクログ

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