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大問題(文庫版)('95) 創元ライブラリ
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大問題(文庫版)('95) 創元ライブラリ

いしいひさいち(著者)

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大問題(文庫版)('95) 創元ライブラリ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 1997/12/25
JAN 9784488070199

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2024/03/26

坪内祐三『文庫本を狙え!」で目をつけていた古本を手に入れた。 ふと高校夏の部活の休憩中の会話を思い出した。1976年、柔道部コーチで新米教師の◯さんは兄貴風を吹かしながらふと「好きな政党はある?」と聞いてきたものだ。 私は背伸びをして当時結成直後で有名だった河野洋平の「新自由ク...

坪内祐三『文庫本を狙え!」で目をつけていた古本を手に入れた。 ふと高校夏の部活の休憩中の会話を思い出した。1976年、柔道部コーチで新米教師の◯さんは兄貴風を吹かしながらふと「好きな政党はある?」と聞いてきたものだ。 私は背伸びをして当時結成直後で有名だった河野洋平の「新自由クラブ」と答えたものだ。それを聞いた時の◯さんのガッカリしたような顔が忘れられない。あれはどういう意味だったのだろう。「何言ってんの。王道の自民党でしょ?」だったのか「若者は社会党か共産党とか言わないとダメでしょ」だったのか、40数年間、ずっと気になっている。 というのも、この「現代用語辞典」とも言うべきマンガの中に「河野自民党総裁」という項目があったからだ。93年夏、政界のサラブレッド河野洋平は、自民党総裁の座に就いている。但し、時は細川連立政権の時代。その後、自民・社会連立政権で村山首相の時代になり、遂に首相の座に就くことはなかった。というようなことを峯正澄さんは書いている。いかにも頼りない政治家だったのだが、この息子がもっと酷い政治家になろうとは、この時には予想だにしなかったのである。 細川、小沢、河野、村山らの顔を、もう顔を見るだけで、懐かしく面白く愚かしく、(時事漫画として)素晴らしい。そう言えば、このドタバタ政権の時、あの小沢一郎は「どの女と寝ようと自由じゃないか」と言ったそう。凄いよね。「不適切にも程がある」。いしいひさいちの筆も、4人の中で1番(楽しそうに)鋭く描いています。 95年阪神大震災のとき、村山富一首相だった。思えば自民党は、阪神、東日本と、2つの未曾有の震災の時に政権党を逃れている。党にとって運が良かったのか、国民にとって良かったのか。それとも、どっちとも悪かったのか。 ・プロ野球編のナガシマ、一茂、落合のやり取りは、今読んでも、今だからこそ、最高に可笑しい。いしいひさいちのプロ野球ネタは鉄板です。 ・米国留学中の日本人学生が、ハロウィンのパーティー最中、「フリーズ(動くな)」という意味がわからなくて近づいて射殺された事件の刑事裁判で、射殺した主人が無罪の評決を得た、と峯さんは書いた。そんなことがあった。その後アメリカで銃規制の運動が起きたが、あまり進んでるいない。 ・「サリン」についても描かれているけど、94年松本サリン事件についてだった。この本は′95と言いながら、94年までの出来事しか書いてないからである。こ、これは大事件続出の′96も読まなくてはなるまい。

Posted by ブクログ

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