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トゥルーデおばさん グリムのような物語 眠れぬ夜の奇妙な話C

諸星大二郎(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日ソノラマ
発売年月日 2006/02/01
JAN 9784257905462

トゥルーデおばさん グリムのような物語

¥495

商品レビュー

4

6件のお客様レビュー

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2018/03/06

『トゥルーデおばさん』への魔女狩りの臭ひをかぎ取る作者の嗅覚は鋭いでいい筈。  他は、まぁいいと思ふ。人間に対する鋭い洞察力はまだ健全の筈であるが、なんかなぁ。  鉄のハインリヒが巨神兵(『風の谷のナウシカ』の方の)ぽいのが若干気になる。

Posted by ブクログ

2013/10/13

諸星大二郎とグリム兄弟という、アクの強い2者(3人だけれど)がタッグを組むと、どっちの世界観が強くなるのだろうか……という期待に、実力伯仲だけれど諸星大二郎の判定勝ち、という読後感に満足した一冊だった。

Posted by ブクログ

2013/09/22

でたでたでた、の、安定感たっぷりのモロホシ・ワールドにほくほく。 いろんな人が言っているがこの人の絵柄の安定感? あか抜けなさ?は一級品。 たぶんこの、ごろんとした田舎っぽい、いかにも大和民族です! という造形からしか生まれない物語もあるのだろう。 だってこの話、「グリムのよ...

でたでたでた、の、安定感たっぷりのモロホシ・ワールドにほくほく。 いろんな人が言っているがこの人の絵柄の安定感? あか抜けなさ?は一級品。 たぶんこの、ごろんとした田舎っぽい、いかにも大和民族です! という造形からしか生まれない物語もあるのだろう。 だってこの話、「グリムのような」とかいっているけれど、実際まったくバタ臭さ皆無だもんね。ところどころイマドキで、携帯とかも出てくるけど(そうしてスマホはでてこないけれど)、なんだかタイムスリップしたような、無理に文明の利器を持たせましたのような無骨さが出て、現代風効果のほどはいやいや残念、と思いつつ、でも決してそれが浮いて作品が損なわれることもなく、その安定感に引き込まれ一気に読了! 最後まで読まないとなかなか原作にたどり着けないけれど、またそれが、たどり着いてそべてが解きほぐされたときの爽快感にかわってとても、キモチイイ! いっちゃうと詰まらなくなるからどの作品とは言わないけれど、 ヘンゼルとグレーテルやカエルの王様、ラプンツェルなどの有名どころも、こわいこわい。 むかし、本当は怖いグリム童話みたいな解説本が流行ったけれど、その比じゃないね。 あれらの本はこれに比べたら児戯に等しいわ!くわっ! みたいに怖い鬼婆がでてきそうなくらい、いやーこの本、怖いです。 怖いんだけど本当に、おもしろい。 底冷えのする恐怖の好きな人も、クトゥルー好きも、フォークロア好きも、ぜんぶまとめてかかってきなさい!!

Posted by ブクログ

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