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帰らざる時の物語(秋田文庫) 秋田文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 秋田書店 |
発売年月日 | 1998/03/01 |
JAN | 9784253173872 |
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帰らざる時の物語(秋田文庫)
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帰らざる時の物語(秋田文庫)
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商品レビュー
4.3
3件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
短編が24つも入った本。 種の生き残りや、命が続いていくことをテーマとした時の輪の物語を描く姿勢は変わらないんだなと思った。 ハーロックも登場していたけど、ちょっと印象が違うような。
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「四次元世界」に続く、少年時代に読んだ大人の松本 零士です。 「四次元世界」は、昔の小学館文庫から出ていましたが、こっちは、昔の秋田漫画文庫からでていたと思います。マンガの文庫本ブームみたいなのがあって、大人が読むのにも耐えられるのは、けっこう文庫出てていたのかな? たしか、萩尾...
「四次元世界」に続く、少年時代に読んだ大人の松本 零士です。 「四次元世界」は、昔の小学館文庫から出ていましたが、こっちは、昔の秋田漫画文庫からでていたと思います。マンガの文庫本ブームみたいなのがあって、大人が読むのにも耐えられるのは、けっこう文庫出てていたのかな? たしか、萩尾 望都の「百億の昼と千億の夜」も、秋田漫画文庫で、1番最初に読んだのです。 前も書いたけれど、本当に、松本 零士は変わらない。かわらないから、もしかして凄いのかも。 すでに、今と同じテーマ、時間の輪の物語をかききっています。
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1975〜1976にかけて連載された24の短編集。松本零士の作品宇宙に迷い込むのにこの本ほど適したものはないのでは。1編を紹介させていただく。「暗黒地帯の羽音」。読者は生きるために原始的な人間を近代兵器で狩る種族に身をおいて話は進む。もはや彼らの領域に踏み込むしかないのだ。しかし...
1975〜1976にかけて連載された24の短編集。松本零士の作品宇宙に迷い込むのにこの本ほど適したものはないのでは。1編を紹介させていただく。「暗黒地帯の羽音」。読者は生きるために原始的な人間を近代兵器で狩る種族に身をおいて話は進む。もはや彼らの領域に踏み込むしかないのだ。しかし、相手が自分の餌であるという一方的な見方がどうして通じるだろうか。彼らにとってはわれわれも餌なのである。その当たり前の摂理を突きつけられた次の瞬間に読者は更なる事実を見せつけられる。う〜ん。やられた。
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