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河童の三平(文庫版) ちくま文庫
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河童の三平(文庫版) ちくま文庫

水木しげる(著者)

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河童の三平(文庫版) ちくま文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 1988/06/01
JAN 9784480022387

河童の三平(文庫版)

¥605

商品レビュー

4.6

18件のお客様レビュー

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2024/08/12

雑誌「週刊少年サンデー」で連載されていた水木しげるの「河童の三平」。「サンデー版」は貸本版と「月刊ぼくら」版をリライトし、かつ長編として組み直されています。実写ドラマ化、アニメ映画化されました。アニメ映画は観たことがありましたが、原作を読むのは初めて。前半は三平の家族の死なども描...

雑誌「週刊少年サンデー」で連載されていた水木しげるの「河童の三平」。「サンデー版」は貸本版と「月刊ぼくら」版をリライトし、かつ長編として組み直されています。実写ドラマ化、アニメ映画化されました。アニメ映画は観たことがありましたが、原作を読むのは初めて。前半は三平の家族の死なども描かれますが、かん平、タヌキ、死神、小人とのかけあいが楽しく、中盤は冒険活劇が始まり、最後はせっかくお母さんと会えたのに、こんな結末ってと思い、しんみりしてしまいました。「河童の三平」というタイトルは、そういうことかと思いました。

Posted by ブクログ

2022/12/03

この夏、「100分de名著」のスペシャルバージョン「100分de水木しげる」で佐野史郎が「うんちとオシッコとおならと血」で語っていたマンガです。ヤマザキマリが語っていたP82の「とうとうひとりぼっちになってしまった」の畳にゴロンの寂寥感も体感したかった…でもこのちくま文庫、なかな...

この夏、「100分de名著」のスペシャルバージョン「100分de水木しげる」で佐野史郎が「うんちとオシッコとおならと血」で語っていたマンガです。ヤマザキマリが語っていたP82の「とうとうひとりぼっちになってしまった」の畳にゴロンの寂寥感も体感したかった…でもこのちくま文庫、なかなか手に入らなかったのです。秋が行き冬になって、やっと神保町で発見。やった!少年マガジンで連載されていた「ゲゲゲの鬼太郎」や「悪魔くん」は異様なマンガとしてトラウマになってるけど少年サンデーの「河童の三平」…いまいち印象薄かったんだよなぁ…でも時を超え、大人になって、こうやって一気読みするとものすごい作品として新登場した感じです。小学校の何十年振りかの同窓会で、ほとんど印象なかった女の子がものすごいいい女になって現れたような感じ。このいい女、人生の虚しさと寂しさと優しさと意地悪さを全部、わかっている人なのです。これ小学生にはわからないよ〜。いや、善悪超えたチャイルディッシュなドタバタだから、わかる子供にはわかったのかも。佐野史郎、ちゃんとキャッチしているし。こうやって振り返ると未来大好き手塚チルドレンだった自分には水木しげるのフォークロアな感じ、忌避していたのかもしれません。でもこの歳になって、成長のその先を見据えている時に「河童の三平」に再会出来たこと、めちゃくちゃラッキーだったかも。河童とたぬきと死神と人間と、孤独と死を前提にしたドタバタ、自分だけの神話として大切にします。

Posted by ブクログ

2022/09/20

摩訶不思議な世界観にどっぷり。 ほぼ河童な三平、取られちゃうヘソ、ヘリンピック、いい奴じゃん?な狸。 見所は多々あるがひとつひとつのコマが面白い。 絶対入っちゃだめでしょ的な闇深い森の描写も、すばらしんだな〜

Posted by ブクログ

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