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光とともに…~自閉症児を抱えて~(6)
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 秋田書店 |
発売年月日 | 2004/06/03 |
JAN | 9784253104449 |
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商品レビュー
4.8
6件のお客様レビュー
光くん臨海学校へ行く。の巻 周りの生徒も先生も とっても上手にかかわっていて いいなぁと思う 巻末の、鈴木正子さんの文も 実体験ならではでとても勉強になります。 もっともっと自閉症に対する理解が 深まっていけばいいなぁ
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これも高学年の部。校外活動に参加する光くんの行動が描かれています。と同時に,リストラ寸前のお父さんの姿も。日本の社会の縮図を見るようでした。 林間学校のために初めて光くんの補助についた若い臨時の先生が,光くんへの指導で失敗したときの会話が心温まります。 女性「明日トンネルに...
これも高学年の部。校外活動に参加する光くんの行動が描かれています。と同時に,リストラ寸前のお父さんの姿も。日本の社会の縮図を見るようでした。 林間学校のために初めて光くんの補助についた若い臨時の先生が,光くんへの指導で失敗したときの会話が心温まります。 女性「明日トンネルに行きたいか光君に聞いてみましょうよ。紙に書いたら指さして教えてくれるはずだし」 男性「そうですよね。何のために紙持って歩いてたんだろう…。伝えるのに精一杯でたずねるってこと忘れていました」 女性「お互い 若葉マークだものね」 失敗しても「若葉マークだものね」と言い合える職員間の関係がいいですね。素直に反省して次に進もうとする姿がいいですね。今の現場は,ともすると批判ばかり…になっちゃっていないかと心配です。 さて,そのトンネルをめぐる失踪事件。光君は「ごめんなさい」とあやまるのですが…男性指導者は,失踪するにいたった自分の光君への対応をふり返って反省します。 男性「もともと切り上げるタイミングを間違えたのは僕なのに…ごめんね光君」 と,自分の指導がまずかったことをしっかり受けとめるのです。こんな教師ならどんどん子どもに寄りそって指導できるだろうし,成長もするだろうな。そして,子どもたちから好かれる教師になると思えるよ。 今号も,ほのぼのとしていいです。担任の女の先生が林間学校についてこなかったので,読者としても安心した(^^;) 巻末の投稿文は「息子は大学4年生」。ちゃんと大学に進学しているのですが,やはり人間関係には難を抱えて生きてきた自閉症の子の話です。イギリスでの体験も踏まえて書かれていて,日本の後進性が気になります。
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花音ちゃんの水ぼうそうがうつってしまった光くんだったが ぶじに治って林間学校に参加できることになった。 3泊4日の長い林間学校を、光くんがどのように過ごしたか。 この巻はその話でほとんどが割かれている。 光くんがトンネルで声が響くのが楽しくて もっと遊びたい! と思っていたのに...
花音ちゃんの水ぼうそうがうつってしまった光くんだったが ぶじに治って林間学校に参加できることになった。 3泊4日の長い林間学校を、光くんがどのように過ごしたか。 この巻はその話でほとんどが割かれている。 光くんがトンネルで声が響くのが楽しくて もっと遊びたい! と思っていたのに 団体行動だからと、介助の先生が工夫してその場から離れたため 心残りができてしまった光くんは 夜に脱走騒ぎを起こしてしまうのだけれど そのあとの西脇先生、介助の先生の対応が素敵だった。 西脇先生、授業参観のあと保護者たちに詰め寄られたときは げっそりしていたのに、今回は「みんな(ASDに関して)若葉マークだから」と 校長先生にこってり絞られたあとでも 落ちこまず、どうしてそうなったのか? 原因まで考えてくれた。 それで、トンネルに光くんもリトライできて、本当によかった。 たまたま林間学校の日時と場所が同じだった青木先生が 西脇先生たちに言っていたけれど いちばん無理なくできるやり方で「拒否・要求・選択」ができて それに応えてあげることが、伝えたい気持ちを育むというのは その通りだなぁと思った。 発信することが難しいからこそ、その貴重なチャンスを しっかり受けとめられる経験が、「もっとこうしたい」を 引きだすのだろうな。 光くんがいない間の東家では事件が起こった。 雅人が卑怯な上司に目の敵にされたせいで 左遷されてしまい、やけ酒でぐでんぐでんになった雅人は 通りかかった歩きたばこの中年男性にやけどさせられ けんかをしてしまった挙句、一時的に警察に保護された。 目撃者のおかげでなんとか家に帰れたものの 雅人にも幸子にもつらい経験となってしまった。 蛇足だけれど、光くんのマイブームになっていた 「森のくまさん」を延々と歌う遊び。 あれもこだわりの一種なのかな? 落ちつくのかなぁ。
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