宇宙海賊キャプテンハーロック(1) 我が夢は星の彼方

松本零士(著者)

• 販売会社／発売会社: 秋田書店
• 発売年月日: 1992/06/01
• JAN: 9784253103800

商品レビュー

2022/02/15

初めて読む。松本零士は戦記物はよく読んでいたが、特徴の宇宙冒険ものは実は初めて。
でもとても面白く大河ロマンを感じさせる。
ハーロックと亡くなった友の話を軸にマゾーンと対決する話はとても良かった。

2013/06/22

“「とうとう来たか台羽!!俺は信じていたぞ おまえが必ず来ることを!!
みんなも信じていた
さあ 乗れ!! これはおまえの艦だ!!」
宇宙船アルカディア号 宇宙を駈けめぐる勇気と希望の艦アルカディア号!!
どくろの旗をかかげ
信ずるもののために命をかけて戦う男の艦アルカディア号!!
いま轟音をとどろかせ 地球を船出するのはアルカディア号ただ一隻だけだ
どくろの旗をなびかせて…そうだ いまキャプテンハーロックと
アルカディア号の果てしない戦いが始まったのだ!!
星の涯を 俺はさすらう 人は俺を呼ぶキャプテンハーロック
あの声がささやく 明日のない海で自由に生きろと
あの声が歌う 俺の旗の下で 俺の旗の下で 俺は自由に生きる”[P.89]

ハーロックの目が凄く格好良い。

“「トリよ憶えているか
これはあいつとエメラルダスが好きだった燃える星の海だ」
「クウ」
「宇宙は無限だ…… もしかしたら時間がないのかもしれない
だから こうして 宇宙を飛んでいると
もう一度あいつとエメラルダスに会えるような気がしてならない
トリよわかるか俺の気持ちが」
「クウー」
「天地宇宙万物の真理で ひとつだけ間違っていることがある
気にいらないことがある
それは 死んだ人間が生き返らないということだ」”[P.268]