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ナムジ(文庫版)(1) 大國主 中公文庫C版
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ナムジ(文庫版)(1) 大國主 中公文庫C版

安彦良和(著者)

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ナムジ(文庫版)(1) 大國主 中公文庫C版

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 1997/09/01
JAN 9784122029293

ナムジ(文庫版)(1)

¥330

商品レビュー

3.8

10件のお客様レビュー

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2022/05/28

史実と虚構で、完全に意味不明

史実として、そして史実への安彦先生の歴史観を知りたくて購入したので、とっても読みづらいです。歴史観も掴みにくく、本当に読みづらくて仕方がありません。 私は史実もある程度の勉学に励んでいます。それも神代から代々家伝として伝わる対語(対義語)に関する技術を、中臣氏族・藤氏一族の奥義...

史実として、そして史実への安彦先生の歴史観を知りたくて購入したので、とっても読みづらいです。歴史観も掴みにくく、本当に読みづらくて仕方がありません。 私は史実もある程度の勉学に励んでいます。それも神代から代々家伝として伝わる対語(対義語)に関する技術を、中臣氏族・藤氏一族の奥義にまでまとめ上げようと目的をもって神道知識を求めています。 だから虚構として割り切って読んでも、史実を既知しているために交差して読めません。自身の歴史観が変な感じで認識できたとするなら、得るものはありますが、史実を扱うなら史実に忠実なストーリーで読みたいというのが、読んだ後の率直な感想です。

対語博士

2019/05/31

どういうわけか1巻だけ読んでそれきり読まず仕舞いになっていた作品です。同じ著者の『ヤマトタケル』を読んだ後、フォロワー様が絶賛されていたので「やはり読まなければ」と思い、文庫版を全巻購入して一気読みしました。著者の記紀神話の解釈や魏志倭人伝の考察が非常に面白く「成る程、なるほど」...

どういうわけか1巻だけ読んでそれきり読まず仕舞いになっていた作品です。同じ著者の『ヤマトタケル』を読んだ後、フォロワー様が絶賛されていたので「やはり読まなければ」と思い、文庫版を全巻購入して一気読みしました。著者の記紀神話の解釈や魏志倭人伝の考察が非常に面白く「成る程、なるほど」と頷きながら読みました。終わり方も感動的で、今まで読まなかったことが悔やまれます。 ところで自分は北海道出身の漫画家さんの作品に弱い傾向があるのですが、本作を読んでいた時に、ふとその理由が分かったような気がしました。北海道出身の方が描いた作品にはある共通項があります。例えば大自然のような、人知を超えた強大な力への畏敬の念が感じられるのです。北海道のような自然の厳しい地域で生まれ育つと、自然の強大さと、それに対する人間という存在の矮小さとが自然と心に刻み込まれるせいではないかと想像します。 この『ナムジ』にも、そういった人知の及ばない強大な力の象徴としてイセポという神秘的な少女が登場します。イセポとはアイヌ語で「兎」を意味する言葉ですが、あの名高い因幡の白兎の神話をこのような形で登場させ、生々しいストーリーと巧みに融合させた点には脱帽せざるを得ません。 安彦良和氏の近著『ヤマトタケル』では、生々しいストーリーの中で超自然的な場面がやや浮いているような感がありましたが、この『ナムジ』ではそれらが違和感なく融合しています。『ヤマトタケル』が「歴史もの」として描かれたのに対して、本作の場合は神話伝承と歴史的な記録との融合を目指して描かれているようなので、そのせいかもしれません。「歴史もの」として描こうと意図した『ヤマトタケル』に比べて伸び伸びと描かれている感があり、その奔放さが読む側にも心地好く感じられました。

Posted by ブクログ

2018/01/30

ナムジ(大国主)を主役に出雲と邪馬台国との関係を描いている。 古事記をそのまま漫画化した勉強漫画ではなく、読み物としてダイナミックで、昔々の国造りのころに生きた人間のそれぞれの思いや生き様が描かれていて面白い。 出雲系のフツ族は唐人の末裔で、ナムジは出自不肖、下民から身を起こしス...

ナムジ(大国主)を主役に出雲と邪馬台国との関係を描いている。 古事記をそのまま漫画化した勉強漫画ではなく、読み物としてダイナミックで、昔々の国造りのころに生きた人間のそれぞれの思いや生き様が描かれていて面白い。 出雲系のフツ族は唐人の末裔で、ナムジは出自不肖、下民から身を起こしスサノオの跡継ぎ末娘のスセリの婿になって、出雲と邪馬台国に関わり生き抜いている設定。また卑弥呼=アマテラス、邪馬台国は九州北部に元々あり出雲との戦いによって九州南部に移動したとの設定にもなっている。こうして書くと元々の古事記とは違いすぎるかのようだが、古事記に描かれた歴史については色々な説もあるようだし、読むと筋が通っていてストーリーとして楽しめ没頭して読めた。

Posted by ブクログ

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