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歩くひと(文庫版) 小学館文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 1998/10/01 |
JAN | 9784091923011 |
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歩くひと(文庫版)
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歩くひと(文庫版)
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商品レビュー
3.7
6件のお客様レビュー
僕自信さんぽが好きです。歩くスピードだと余韻があり、車や自転車で移動するよりも少しだけ物事や季節、人に気付けたりするものです。それを漫画という表現でここまで贅沢に取り上げるのは凄いと思いました。ただ、たまに主人公が見せるある種の奇行には少しついていけなくなることもあります。笑
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郊外の借家に妻と共に引っ越してきた男性が、風や四季を感じ、鳥や子供の声を聴きながら、のんびりと散歩したり。 言葉は少なく、淡々とした絵で表現されている。 路地の猫や道端の草花、川の魚、街行く人々など、何げない日常の風景がゆったりとし気持ちにさせる。 絵がちょっと苦手なんだけど、...
郊外の借家に妻と共に引っ越してきた男性が、風や四季を感じ、鳥や子供の声を聴きながら、のんびりと散歩したり。 言葉は少なく、淡々とした絵で表現されている。 路地の猫や道端の草花、川の魚、街行く人々など、何げない日常の風景がゆったりとし気持ちにさせる。 絵がちょっと苦手なんだけど、街の様子、自然、鳥たちが精密に描かれていて、台詞の少なさとか「童夢」を思い出させる。 ふらりと近所を歩きたくなるし、夜の学校のプールとかやってみたくなったり。 散歩中、何となく抜きつ抜かれつ、張り合う気持ちとかあるあるー! ニヤリとしたり、切なくなったり、また最初から読んでしまう。 けど、夜のプールとか公園のJKの忘れ物とか、側からみたら不審者と思われないか、というドキドキもある。
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意外なことに、たった140pの中に17話も入っていて完結していた。あゝ未完でなくて良かった。最近NHKで井浦新の「歩くひと」もどきの番組を見た。無印良品で衝動的に買った。 何処かで、谷口ジローさんはこう書いていたらしい。 「たったひとりでもいい 何度も、何度でも、本がボロボロに...
意外なことに、たった140pの中に17話も入っていて完結していた。あゝ未完でなくて良かった。最近NHKで井浦新の「歩くひと」もどきの番組を見た。無印良品で衝動的に買った。 何処かで、谷口ジローさんはこう書いていたらしい。 「たったひとりでもいい 何度も、何度でも、本がボロボロになるまで、読まれるマンガを描きたい」。 正にそのために描かれたマンガだろう、と思う。特別なことは殆ど起きない。台詞は極端に少なく、ただ武蔵野の町や街を歩く。特別凄い景色があるわけではないが、道端の小さな花入れに誰かの想いを発見したり、桜の寝床に花の精に逢ったりする。 2017年に急逝。本書の発表は90-91年だ。未だ何処にも死の影はなく、むしろ元気に歩いているけれども、この静謐な画の奥に死の影の匂いを嗅ぐのは、私だけかもしれない。
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