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愛がいそがしい(1) ヤングサンデーC
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愛がいそがしい(1) ヤングサンデーC

さそうあきら(著者)

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愛がいそがしい(1) ヤングサンデーC

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 1991/04/01
JAN 9784091512611

愛がいそがしい(1)

¥220

商品レビュー

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2022/07/06
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※このレビューにはネタバレを含みます

 連載当時毎回すごく楽しみにして読んでいて単行本も買った。調律師の彼女がすごく魅力的で、主人公の時夫とやりちんの父親の暮らしがずっと見ていたい感じで大好きだった。一方での高校では同級生の女の子に好かれているのとか、すごくいい。今にして思うと時夫はヤングケアラーだ。そんな日常をぐるぐるとずっと見ていたかったのだけど、ところが途中で早川という同級生が出て来てから時夫がドラッグディーラーになって、なんで?と思って嫌だった。むしろ地味なバイトで汗を流す様子が見たかった。その上ヤクザが出てきたりして、それまでのオリジナリティあふれる素晴らしい場面が台無しみたいなベタな展開でがっかりしたものだ。  今改めて通して読むと、時夫の父親の大介のつらさもわかる。セックス依存症みたいな、やってもやらなくてもつらい、みたいなことなのだろう。時夫に対して平気な様子でも、そうじゃない悲しみを抱えていたことだろう。おまけに車にひかれて認知症みたいになってしまう。天罰にも見えるけど、気の毒に思う。  時夫にとって子どもが救いのように描かれてはいない。若くて自分でもやりたいことがたくさんあるだろうし、それは特に描かれていないけど、仕方のないことかもしれない。  今うちには下が4歳の娘で、ちょっと前は赤ん坊で大変だったけど、もう大きくなってかわいいしすごく楽しいのだけど、赤ん坊の未知の希望のようなすごいパワーの存在感ではない。もう1回赤ん坊の面倒を見るのは相当きついのだけど、この漫画の結末を見るとありだなあと思う。

Posted by ブクログ

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