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終末の海 Mysterious Ark
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 徳間書店/ |
発売年月日 | 2005/03/31 |
JAN | 9784198619893 |
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終末の海
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商品レビュー
3.4
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作品解説(帯より):核戦争による現代社会の崩壊後、少年・圭太は、父やその仲間とともに大型漁船で日本を脱出し、南太平洋に浮かぶ海上基地フロート・ナインを目指していた。だが船は嵐に遭い、座礁してしまう。そんな彼らの前に現れた、巨大な豪華客船――。救世主のように思われたその船は、調査...
作品解説(帯より):核戦争による現代社会の崩壊後、少年・圭太は、父やその仲間とともに大型漁船で日本を脱出し、南太平洋に浮かぶ海上基地フロート・ナインを目指していた。だが船は嵐に遭い、座礁してしまう。そんな彼らの前に現れた、巨大な豪華客船――。救世主のように思われたその船は、調査に訪れた大人たちを載せたまま、忽然と姿を消してしまう。それから二年、謎の「箱舟」は、何度か圭太たちの前に姿を現すが、大人たちは誰一人帰ってこなかった……。意を決して「箱舟」に乗り込んだ子供たちは、なんと、船が完全に無人であることを知る。「この船は、いったい……何なのか?」 全篇に漂う切実な寂寥感の中、少年少女の活躍を瑞々しく描いて選考委員を唸らせた、SFミステリーの傑作! 第5回日本SF新人賞 佳作入選作品。 あとがきで作者自身も「SF? ミステリー? ホラー? それはきっと読まれる方のお好みしだい」と書いていますが、ただ単にそれぞれの要素を広く浅く詰め込んだわけではなく、すべてが見事に融合している作品です。自分の貧困な想像力をかき集めると、SF=エイリアンシリーズ、ミステリー=そして誰もいなくなった、ホラー=漂流教室というイメージがそれぞれ湧いてきます。 まずは状況説明の無い切り口から、巧みな進行で読者を物語へ魅了。徐々に世界観の輪郭がおぼろげに浮かび上がり、そこへ謎の「箱舟」が登場。そして、すべてはここから始まる。SFとしての「ロボット」の扱い方も非常に面白く、作品のパーツ一つ一つに感嘆させられる。惜しむらくは圭太のパワー溢れすぎる行動力(性格と言われればそれまでかもしれませんが、とてもじゃないが12歳とは思えない)と、康之の大きすぎる存在感に対する扱いの低さ。次回作はかなり期待大。
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欧州を発端に始まった核戦争で崩壊した世界。 圭太は父親やその仲間とともに大型漁船第二十七翔竜丸に乗り込み、月へ移住するロケット発進基地フロート・ナインを目指すが、核の冬がもたらす嵐の中、極寒の海で座礁する。 飢餓と業病に苦しむ彼らの前に現れたのは、巨大豪華客船ティターニア。 翔竜...
欧州を発端に始まった核戦争で崩壊した世界。 圭太は父親やその仲間とともに大型漁船第二十七翔竜丸に乗り込み、月へ移住するロケット発進基地フロート・ナインを目指すが、核の冬がもたらす嵐の中、極寒の海で座礁する。 飢餓と業病に苦しむ彼らの前に現れたのは、巨大豪華客船ティターニア。 翔竜丸のSOSに一向に反応を示さないその船は、調査に向かった大人たちを乗せたまま姿を消してしまう。 それから2年、ティターニアは幾度か圭太たちの前に姿を現すが、大人たちは誰ひとりとして帰ってこなかった…。 意を決して乗り込んだ子供たちは、船が完全に無人であり、エンジンもコンピューターも破壊されていることを知る。 船内に残っていた工具には、圭太の父親からの謎かけのメッセージが刻まれていた。 この船は救世主ではなかったのか? 大人たちは何処へ消えたのか? 謎かけの答えは見つからないまま、今度は子供たちが次々と消え始める……。 星新一や小松左京が書いたような、昔なつかしいSFという感じ。男の子が好きそうな物語。
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核戦争によって滅んだ地球。その海を漂う無人の豪華客船。その船に乗り込んだ子供たちは、やがて一人ずつ消えていくことに・・・ SF大賞佳作入選作品、だそうです。 普段SFってあんまり読まないんですが、昨年末に読んだ「エンドレスガーデン」が意外と面白かったので同作者のデビュー作・・なのかな?それを読んでみることに。 まあおそらく処女作なんでしょうけども、そのせいかなんとなく文章が粗いような気はする。いまいち登場人物の人となりが読み切れなかったり設定を生かしきれてないところも。 それでもなんともいえない魅力があって、読んでるうちになんとなく惹きこまれていく感じはしました。 SFとミステリとホラーのテイストが・・・という感じのことをあとがきで書かれていますが、ミステリとしては真相が突飛にすぎるような。ホラーは・・・ちょっと基本的にグロっぽいのが苦手なもので・・・w
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